ワンマン列車でのんびりガタンゴトン♪留萌本線の旅
北海道ワンマン列車でのんびりガタンゴトン♪留萌本線の旅
留萌本線は、北海道深川市のJR深川駅と増毛郡増毛町のJR増毛駅を結ぶ片道66.8kmの短いローカル線。 留萌駅から先の線路はなく、行ったらそのまま同じ路線で戻ってこないといけない、いわゆる「盲腸線」と呼ばれるタイプの路線です。 特急や快速も走っておらず、普通列車はすべてワンマン列車。周辺には北海道旅行の定番といえるような有名観光地もなく、沿線はひっそりとしていますが、数々の映画やドラマのロケ地としても知られています。 喧騒を忘れて日本海をぼーっと眺めたいな~という時、このくらいの短い路線だと手軽に訪れることができるのがうれしいですね。 もちろん、ドライブなら列車の時間を気にせずにまわることができます。 帰ってきてちょっと疲れたかも…って時は、深川のカフェで一服して帰りましょう♪
留萌本線の終着駅。折り曲げられたレールでできた車止めがあり、来た列車は行き先を替えてそのまま発車していきます。 1981年に公開された映画「駅 STATION」のロケ地であり、駅周辺には映画撮影時のロケセットがそのまま残してある場所もあります。 利用客も地元の方がほとんどでひっそりとした終着駅ですが、少し歩けば日本海が目の前に広がり、漁港が近いので 新鮮な海の幸も豊富ですよ!
孝子屋ぐるめ食品
以前は窓口として使用されていた場所で期間限定の駅そば店があったのですが、どうやら閉店してしまったようです…。 その代わり、待合室を半分ほど使った「孝子屋ぐるめ食品」が入りました。お食事処としてはもちろん、海産物を中心としたおみやげの他、注文をうけてから作る「たこザンギ」も大人気!
縁起きっぷ
駅名は「ましけ」と読みますが、「ぞうもう」とも読めることから、縁起きっぷも発売されています。 増毛駅は無人駅なので販売していませんが、留萌駅や増毛駅周辺の売店で購入することができます。
深川駅前でひときわ目を引く、昔ながらの喫茶店。クリスマス時期はイルミネーションで彩られ、小ぢんまりした店内にはオーナーの好きなジャズが流れています。 特筆すべきは、ものすごいメニューの数。写真がないので、どんな味なんだろう…と想像しながら選ぶのが楽しいですよ♪ パスタもスパゲティだけじゃなくてフィットチーネやフジッリ、ニョッキなど種類も豊富。
おすすめはパスタ!
私がいただいたのは、豚しゃぶとアスパラのパスタ(おろしソース)。 豚肉とアスパラ、にんにく、色とりどりのパプリカ、たまねぎ、オリーブとケッパー、パセリ。見た目がカラフルだし、こんなに具だくさんなのに、和風のおろしソースとすっごく合う!! 和風なのにパルメザンチーズがきいているのも個人的にうれしいです♪
駅周辺は映画撮影時のままの建物が残っていて、ちょっぴりレトロ。 駅の目の前にある「風待食堂」は撮影時の看板を残しているもので、実は食堂ではなく観光案内所です。
NHKの連続テレビ小説「すずらん」のロケで使用された駅で、今も撮影用に組まれた駅舎がそのまま残っています。 列車の中から目を凝らすと、ホームに「あしもい駅」の駅名標が見えますよ。
札幌や旭川を結ぶ列車が走り、すべての特急列車がここの駅に止まります。かつては深名線という路線の起点駅でもあったのですが、現在は函館本線と留萌本線の2路線だけになってしまいました。 比較的大きな駅なので、駅弁や銘菓などの購入も可能です。
ウロコダンゴ
深川名物のウロコダンゴは、だんごという名前を裏切る三角形!(道の駅やサービスエリアなどでも買うことができますよ)