UR等の高層建築物ができたのは実は結構最近の話で、それよりも遥か昔から存在するのがこの朱色の橋で有名な佃1丁目の、【佃嶋】です。 佃嶋は遡る事400年ほど前、大阪の佃の漁師33人が秀吉の命により徳川家康と同行して移ったのが始まり。400年もの歴史があると、そうやすやすとは壊せないでしょう。。
ついつい演歌歌ってしまいそうな町、門前仲町(深川)。深川といえば深川めし。こちらも佃と並んで港町だったんですね。その後越中島が出来てから少し分かりにくくなりましたが、それでも多量の水路が入り組んでおり、当時の港町風情が少し残っています。深川めしも、漁師のごはんだったそうで、新幹線に乗る方はご存知かもしれませんね。
深川宿
駅すぐですし、立ち寄ってすすっと一杯やってください。笑
永代橋
とても綺麗な橋なので、少し寄ってくだけでもいいです。ここでも隅田川界隈の所縁や風情を感じる事ができます。
隅田川支流水路
水路をたどって行くことでも、今に残る江戸文化と風情に触れることができます。特に桜の時期は美しい。
富岡八幡宮
荘厳な佇まいのこの八幡様こそは、門前仲町の地名の由来でもあり、深川の顔でありんす。深川まで来たら一度はお立寄くださいまし。
起こりは遡る事300年前、紀伊国屋門左衛門の屋敷が本になっているという一説があります。その後、明治頃に三菱創業者の岩崎弥太郎が買取り、隅田川の水を引き込んで庭園を完成させたそうです。戦後に東京都が管理するようになりましたが、お役所仕事の所為かだいぶ誤った改修をしてしまい、今では建物がやすっぽい公民館みたいになっています。元在った伝統的日本建築物は安かろう悪かろうのプレハブになりました。