本場ベルギーでチョコレートを体験
海外本場ベルギーでチョコレートを体験
ベルギーでは、バレンタインデーに愛する人へ贈るのはチョコレートに限りませんし、女性からだけでなく男性からも愛する人にプレゼントを贈り合います。ベルギー人にとってチョコレートは、普段から気軽に感謝や愛情を込めて贈り合う人間関係の潤滑油だったり、ひとりで至福の時間を味わう心の友のようなものと言えるでしょう。 ベルギーチョコを有名にしたのは「ノイハウス」が1912年に発売したプラリネです。バロタンと呼ばれる型にチョコレートを流し込み、ナッツやキャラメルなどで作るフィリングを合わせた、それまでにない味と形のチョコレートが誕生しました。「ノイハウス」に続き、有名な「ゴディバ」や手頃な価格でチョコレートを庶民の味に変えた「レオニダス」など、ベルギーを代表するブランドが誕生し、世界中で人気となります。 繊細なプラリネは現地で食べるのが一番。ベルギーチョコの本場での楽しみ方をご紹介します。
30軒以上のチョコレートショップが点在し、それぞれがオリジナルのプラリネを競い合っているブルージュ。そんなチョコレート町で訪れてみたいのが、このチョコレート専門ミュージアム。数千年前からカカオを栽培していたアステカ文明・マヤ文明から、スペインの遠征隊、ヨーロッパへの伝来、現代のチョコレートまでの歴史やあれこれを紹介。チョコ作りの実演や試食もあります。
チョコストーリーのガイドツアー
5感を使ったオーディオ・ガイドツアーで様々なフレーバーのチョコレートをテイスティング。ショコラティエによる実演や、流行りの「ビーン・トゥ・バー」のチョコレート作りについて学びましょう。最新のマルチメディアやVRを駆使した展示もあります。 (写真)チョコストーリー (c) www.chocostory.be
ブリュッセルの美しいアーケード街にあるノイハウスのショップに併設されたアトリエでは、本格的なプラリネを作っていますが、ここでは約1時間のチョコレート作りも体験できます。
日程:2019年2月22日~24日 ブリュッセルで開催される国内最大のチョコレート・フェスティバル。チョコレートを使った芸術的な作品やファッション、有名ショコラティエのチョコレート展示販売やワークショップなどチョコレートにまつわるあらゆるものが観られます。 © Copyright 1995 - 2019 | Salon du Chocolat/Chocoladesalon
日程:3月中旬開催 10ユーロで10枚のチョコレートクーポンを購入すると、アントワープ市内の20以上のチョコレートショップでクーポン1枚につき2ユーロ相当のチョコレートが試食できます。食べ比べを楽しみながらお気に入りを見つけましょう。マリー(メリー)、デルレイ、ギュンター・ワッテなどの名店も参加しています。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
2006年創業のチョコレートショップに併設されたカフェ。心地よい音楽が流れ、昔から町にあるカフェのような居心地のよさ。ジャムやビスケット、紅茶など日持ちのするお土産もゲットできます。聖カトリーヌ広場に面したテラスで、夏は自家製アイスクリームを食べてみたいですね。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
ノイハウスやゴディバなどと並ぶベルギー王室御用達のヴィタメール。その本店が、アンティークマーケットなどでも知られるグランサブロン広場にあります。ピンクを基調とした店内は甘すぎず、洗練されています。2階のカフェでは、チョコレートだけでなくマカロンやパティスリーも美味しいのでぜひ試してみてください。朝食、ランチ、アフタヌーンティーなどを提供。軽い食事も楽しめます。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
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デルレイのチョコレートショップには、チョコレートラウンジという、スタイリッシュなカフェが併設されています。ホットチョコレートや、白い貴婦人と呼ばれるダムブランシェ(アイスクリームのチョコレートがけ)、美味しいコーヒーや紅茶と共に出されるプラリネのアソートメント、チョコ・ペーストリーなど、チョコレート好き満足のメニューがあります。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
素晴らしいプラリネが並ぶショップの奥にひっそりとしたカフェがあり、いつもにぎわっています。チョコレートの他にケーキや甘いデザートワインなどスイーツ好きをうならせるメニューがあり、大人のカフェタイムにおすすめ。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
美味しいホットチョコレートで有名な家族経営のカフェ。花の形をした自家製ワッフルなどのスイーツも美味しい。可愛いインテリアと、テイクアウトもできる気軽さでも人気。 (写真)(c)ベルギー・フランダース政府観光局
庶民派チョコレートとしてベルギー人に愛されるレオニダスのカフェ。ブランドの創始者レオニダス・ケステキデスはゲント出身です。ゲントの鐘楼を眺めながら、100年以上の歴史をもつ老舗のチョコレートを味わってみませんか?ショップは毎日オープン。カフェは日曜日はクローズしています。
英国風インテリアに心地のよい雰囲気があり、笑顔のスタッフに心が和むブルージュの名カフェ。おすすめは通りを挟んだチョコレートショップ「スクルブルック(Sukerburc)」の秘伝のチョコレートを使ったホットミルク(チョコレート)。自家製アイスクリーム、ケーキ、スコーンなどもおすすめです。
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チョコレート作り体験でもご紹介したチョコレートショップ。カジュアルなカフェスペースがあり、買ったものを食べたり、美術館エリアにあるので観光の休憩に立ち寄ってみましょう。