大井川鉄道に乗って楽しむ鉄道旅
静岡大井川鉄道に乗って楽しむ鉄道旅
まいどまいど! ぽかぽか陽気の暖かい季節に楽しみたいのがじっくりゆったり走る鉄道旅。 せやけど、今回、皆さんにご紹介する鉄道旅は、ただの鉄道旅やおまへん。 いまや、めっちゃ珍しい存在となった蒸気機関車、SLに乗って楽しむ鉄道旅でおます。 現在のJR(東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道など)の前身にあたる旧日本国有鉄道時代には大いに活躍していた蒸気機関車。 ときは21世紀となり、情機関車という存在は減りつつありまんねんねやけども、今も昔と変わらぬ力強さで観光客を楽しませてくれる。 それが大井川鉄道。 また、この鉄道会社では、全国からぎょうさんの車両を譲り受けてきたといい、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、十和田観光電鉄、北陸鉄道などの車両と出会えることも。 さあ、ワクワク、ドキドキの鉄道旅へおでかけしまひょ!
鉄道路線は大井川本線と井川線(南アルプスあぷとライン)。 大井川本線(金谷から千頭間の約39.5km)は蒸気機関車 (SL) の動態保存、井川線(千頭から井川間の約25.5km)は日本唯一のアプト式ラック鉄道として知られる。 1976年、蒸気機関車の動態保存を日本で初めて開始した鉄道で、ほぼ毎日運転されている。
きかんしゃトーマス号
2014年、蒸気機関車C11 227による「きかんしゃトーマス号」が運転を開始。 トーマスの仲間ラスティーが「ラスティーの遊覧貨車」として運転を開始。
近畿日本鉄道
車両の多くは西武鉄道や近畿日本鉄道、南海電気鉄道、十和田観光電鉄、北陸鉄道など他社から譲渡を受けたものを使用している。
旧日本国有鉄道
車両の多くは西武鉄道や近畿日本鉄道、南海電気鉄道、十和田観光電鉄、北陸鉄道など他社から譲渡を受けたものを使用している。
いろんな車両が楽しめる
車両の多くは西武鉄道や近畿日本鉄道、南海電気鉄道、十和田観光電鉄、北陸鉄道など他社から譲渡を受けたものを使用している。
大井川鐵道大井川本線の停車駅の一つ。 蒸気機関車(SL)の発着駅。 駅舎内では喫茶店「ディスイズカフェ 新金谷駅店」が営業している。
駅舎
昔ながらの雰囲気漂う駅舎と線路。 線路は続くよどこまでも。
新金谷車両区
駅構内では新金谷車両区が併設され、蒸気機関車 (SL) など大井川本線の車両の整備を行っている。
間もなく発車
乗車切符を購入し、ホームに大勢いた乗客も車内へ。 間もなく発車。 楽しい旅がはじまる。
ついに発車
停車していた機関車は大きな汽笛を挙げながらゆっくりと動き出し、車内からまたは沿道からは大きな歓声が上がった。
小売業のヤオハン(八百半)が営業していたが閉鎖。 1997年、ミュージアムとして開業。 館内では、SL急行券の販売窓口や売店、ロコミュージアムなどがある。
蒸気機関車SLなど車両展示
一畑軽便鉄道住友セメント七尾工場で活躍していたドイツ製(1921年)の機関車SLいずもが展示。 名称の「いずも」は山陰の一畑軽便鉄道に由来する。 日本ステンレス直江津工場の専用線で活躍していたドイツ製(1922年)の蒸気機関車1275が展示。 井川線専用のミニ列車で活躍していた帝国車輌製(1953年)のC洲路府1形が展示。
車両内部も見学
車両内部も自由に見学することができる。
昭和30年代の旧駅舎が再現
昭和30年代の旧駅舎が再現され、駅の様子や映画のポスターなどが展示されている。 丹頂形電話ボックスは丹頂鶴の頭のように天辺が赤色であることから「丹頂ボックス」と呼ばれていた。 郵便差出箱1号丸型は昭和24年当時の頃を再現。 広告入り鏡は大鉄下泉駅で実際に使われていたとか。
大井川ふるさと弁当
施設内では名産品や特産品、弁当などが販売されている。 弁当は大井川ふるさと弁当、きかんしゃトーマス弁当などがあり、今回は大井川ふるさと弁当をご紹介。
大井川ふるさと弁当
このお弁当は昔ながらの駅弁をイメージしたといい、岩魚の甘露煮、野菜の旨煮、海老の佃煮などが一つになった。