【イタリア世界遺産】大迫力のエトナ火山を間近で楽しもう
海外【イタリア世界遺産】大迫力のエトナ火山を間近で楽しもう
エトナ山はシチリア島東海岸のアイコン的場所であり、その広さは頂上の周囲1万9237ヘクタールの非居住地帯に及びます。 エトナ山は地中海の島のなかでは最も高く、世界で最も活発な成層火山です。その火山噴火の歴史は50万年前までに遡り、少なくとも2700年前の噴火活動が記録されています。 エトナ山近くのエトナ公園は広大な自然公園であり、活火山であることから、プロの自然ガイドが案内するツアーがお勧め。簡単な周辺トレッキングをしたり、ロープウェーを利用して頂上へ行ったり、特産のワイン、ハチミツ試飲スポットへの訪問など、様々なコースが用意されています。ツアーは宿泊ホテルなどで申し込み可能な情報が入手できます。 今回はそんなエトナ火山を間近に見ることができるプランをご紹介します。 (C)Copyright 2014 イタリア政府観光局
自然遺産の『エトナ山』Il Monte Etnaは、シチリア州東部にある、一見富士山のような形をした標高3323mの活火山。カターニア、タオルミーナなどの観光地からも煙をあげる山の姿などを見ることが出来ます。 エトナ山の噴火活動はほぼ継続的で、火山学、地球物理学、その他の地球科学の分野にも大きく影響し続けています。 火山はまた、特有の植物相、動物相を含む、重要な地球の生態系を支えており、その活動は生態学的、生物学的推移の調査にとって、自然の研究所ともいえるものです。
火山とその斜面は1987年からエトナ公園(Parco dell’Etna)となっており、溶岩の荒野など険しい表情をみせていますが、カターニアなどからでている、旅行各社のエトナツアーや、バス、ロープウェーを乗り継いで、立ち入りが許可されている標高2920mの噴火口区域まで行くこともできます。 その先は地元ガイド同行のみ。私鉄チルクメトネア鉄道はエトナ山麓114kmを一周する路線で、山の眺めを楽しめます。