
【アートに触れよう】イタリアミラノのモダン建築さんぽ
海外【アートに触れよう】イタリアミラノのモダン建築さんぽ
過去と現在、未来が交差するミラノの街。 近現代に建築された様々な建築物は、個性的であるものの、歴史の街と調和しています。こうしたスポットは、現在も住居やオフィスとして使用されているため、中へ入るのはNG。 外観から建築様式を確かめましょう。 ミラノ散歩で革新的かつ芸術的なモダン建築を楽しめます。 (C)Copyright 2014 イタリア政府観光局
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「ボスコ・ヴェルティカーレ」直訳して「垂直の森」。 言葉の通り、壁には多くの植物が植えられています。 地上111mの27階立ての超高層マンションです。 ミラノの一等地に建っている、2万本以上の植物を使ったマンションということでそのインパクトは抜群です。 マンションということなので、入居して実際に住んでいるかたもいらっしゃいます。
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戦後の復興と経済発展を反映した、ミラノの高層ビルのシンボル的存在。 1930年代から活躍したイタリアの建築家らのグループ「BBPR」により、第2次世界大戦で多くの被害をだした大聖堂近くのエリアに、1956年から1958年に建築されました。 当時イタリアのラショナリズム(理性主義)を表現し、未来を見据えていた革新的な時代に、スフォルツェスコ城の材質と色を使用することで、伝統と革新が混ざり合った建築となっています。
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ミラノ大聖堂の目の前にある20世紀美術館は、現代美術を主要に展示しています。 ちょっとスルーしてしまいがちですが、こちらも眺めたり、入って楽しんでいただきたいスポットです。 美術館が入るパラッツォ・デッラレンガリオは、1930年代から50年代にかけて建築されました。 戦後は一時放置されていましたが、1950年代に修復され、公共施設が入っていました。 大聖堂前にあるというだけあって、ベストポジションから大聖堂を眺めることもできます。