日本のてっぺんへ!稚内~音威子府をめぐる宗谷本線途中下車の旅
北海道日本のてっぺんへ!稚内~音威子府をめぐる宗谷本線途中下車の旅
鉄道旅行の定番ともいえる宗谷本線は日本で一番長い地方交通線で、多くの鉄道ファンから愛されている路線でもあります。いろんな駅や観光地が気になるけど、立ち寄りたくても普通列車の本数がないのが悩み…そこで、今回は音威子府以北のエリアを中心に立ち寄りスポットをご紹介します。普通列車だけで旅するにはちょっと時間がかかるので、音威子府まで特急列車を利用すると、道北エリアを回るのが楽になります。もちろんドライブもOK!ですが、同じ風景が続いて飽きやすいとも言われていますので、道の駅で休憩しながら行きましょう。
日本最北端の地、観光のド定番。私は9月と3月に訪れましたが、正直どちらもオススメです♪3月は真冬のため、たまに息ができないくらいのブリザードになることも…。それでも流氷やサハリンが見えるとテンションがあがります!風除けが何もないので、強風の日は手袋をしていても身体が冷え切るほど寒いです。寒いのが苦手な方は秋までにどうぞ…
最北観光(株) 柏屋
宗谷岬バス停のすぐ近くにある、日本最北端のお土産屋さん。日付入りの宗谷岬到達証明書を販売しているほか、併設されている売店で売っている魚のすり身汁や焼き帆立がおいしいですよ。
1989年まで天北線への分岐駅でしたが、廃止された後は旧天北線方面、枝幸方面へむかうバスの乗り換え駅となりました。木造駅舎は木の温もりたっぷり。道の駅もすぐ近くのところにあるので、ご当地のおつまみを買って休憩するのにもおすすめです。
常盤軒そば店
音威子府といえば駅そば!私的駅そばランキングの上位に入る音威子府そばは、そばの実を皮ごと挽いた黒いおそばが特徴で、そばの風味がとても強いのです。休業日がわりと不定期なので、訪れる際には必ず事前確認を!
天北線資料館
駅舎内に、かつて天北線が走っていた頃の展示コーナーがあります。実際に使用されていた道具や方向表示板、沿線の風景など、詳しく解説しているパネルもあり、見ごたえばっちりです。鉄道ファンでなくとも楽しめるのでは?
高台からの眺めは抜群!かつて旧帝国海軍が海軍望楼として使用していた建物は展望台として利用されていて、自由に登ることができます。ここを訪れるならぜひ晴れた日に!…と言いたいところですが、お天気は運まかせ…。サハリンやフィリピンまでの距離表示が書かれた案内板があって、ここでも最果て感を味わえます。
宗谷岬と並び、北海道を代表する岬のひとつ。漢字では「野寒布岬」と書きます。宗谷岬がカーブしている道路の途中にあるのに比べ、こちらは突き出た半島の先端にあるので、ある意味こちらの方が最果てっぽい雰囲気かも…。
ノシャップ寒流水族館
北の海に棲む魚やゴマフアザラシ、ペンギンなどを見ることができる施設。冬季は水槽メンテナンスのため休館することがあるのでご注意を。ノシャップ岬から歩いてすぐのところです。
秋と冬の2回訪れていますが、おすすめは断然冬!観光客がほとんどいないのでのんびり散策できます。ドームの外は積雪がものすごいのでドームの中を歩いて往復するだけですが、波の音を聞きながら港を行き交う船をながめるのも、また良いものです。
稚内名物のたこしゃぶが味わえるお店。飲み屋というよりファミリー向けな雰囲気なので、一人でも入れるのがうれしいです。たこしゃぶを食べた後は〆のラーメンもぜひ!
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駅舎が建て替えられてしまい、昔の終着駅の趣は影も形もなくなってしまったのが残念ですが、大きなお土産屋から映画館まで充実したターミナルビルに生まれ変わりました。駅改札では最北端駅入場券などの記念グッズが買えるほか、バス窓口では観光バスのチケットを販売しています。
稚内駅バスターミナル
稚内といえど観光地は点在しているので、時間が許せばバスで回るのもおすすめです。ガイドさんの案内を聞きながら、要所要所で見学時間をもうけてくれます。路線バス利用の場合は必ず時刻表をGETしておきましょう!
北緯45度線が走るこの町は、1987年までは羽幌線の終着駅としても機能していました。今は宗谷本線しか走っておらず、少し閑散としている印象。メインの観光地であるほろのべトナカイ牧場は駅から少し離れているので、車があったほうがベターです。