磐梯熱海温泉にある公衆浴場の一つです。夕方4時から4時間半しか営業していないので、タイミングが合わないと利用しにくいのですが、どっしりと構えた趣きのある外観といい、石灯籠や蹲踞などで飾られた坪庭といい、明らかに元々は宿泊業を営んでいただろうと思われる上品な佇まいは、公衆浴場としては異色であり、それらを目にするだけでも話題作りになるかもしれません。

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  鮮やかなブルーが印象的浴室

  浴室内は目が覚めるような鮮やかなコバルトブルーのタイル貼りで、扇形の浴槽がひとつ据えられています。洗い場はシャワー付き混合水栓が1基、そして湯＆水の蛇口が1組、それぞれ設置されており、お湯のコックを開けるとぬるめの源泉が出てきました。

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  神社境内から湧出するまどろみの湯

  こちらに引かれている源泉は湯泉神社の境内で湧出しているものであり、無色透明で、タマゴのようなイオウ感を有しています。入浴すると気泡が付着して、その肌をさすると化粧水のようなツルスベ感が得られました。源泉温度が低いために加温されていますが、あまり熱くなく、その湯加減とお湯由来の浴感が相俟って、夢心地のお湯でした。

郡山南インターから比較的近い場所にある「郡山三穂田温泉」は基本的には旅館業がメインですが、日帰り入浴も積極的に受け入れています。いつ訪れても駐車場には多くの車がとまっており、人気の高さがうかがえます。館内には休憩用の広いお座敷があり、湯上がり後のお客さんがのんびり寛いでいます。

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  温泉がドバドバ掛け流される内湯

  浴室の片方には縦長の大きな浴槽がひとつ、その反対側には洗い場が並んでいます。 成層火山のような特徴的な形状の湯口は、磐梯山を象っているのでしょうか。お湯は僅かに緑がかった薄黄色透明で、湯加減は42℃くらい、ツルスベ浴感と引っかかり浴感が混在して感じられます。大量投入されてドバドバと溢れ出てゆく、完全掛け流しの非常に気持ち良いお湯です。

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  庭園を眺めながら入る露天風呂

  露天風呂は2009年5月下旬に新設されたもので、浴槽は8人サイズ、内湯同様にこちらもふんだんに源泉が供給されています。内湯と比べて若干ぬるいのですが、それゆえ長湯に適しています。敷地の周囲を塀で囲まれているため、外の景色は楽しめませんが、お風呂からは立派な日本庭園が望めるため、これを眺めているだけでも十分。いつでも豊富な湯量を楽しめるクオリティの高い温泉です。

郡山名物のクリームボックスを生み出したパン屋さんです。郡山市民なら誰しも知っているでしょう。クリームボックスとは、四角い厚切り食パンにミルク風味のクリームを塗った菓子パンであり、郡山市や福島市以外では滅多にお目にかかれないローカルフードでもあります。一度食べれば病みつき間違いなし。県外の人は是非お試しあれ。

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  奥深い味のクリーム

  一見すると食パンにクリームを塗っただけの単純なパンなのですが、このクリームが実に曲者で、自分で再現しようと思ってもなかなかできません。多分サワークリームや蜂蜜などを混ぜこんでいるかと思うのですが…。店によって味わいが違い、私は元祖である「ロミオ」が一番好きです。

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  酪王カフェオレも一緒に！

  「ロミオ」とは無関係ですが、クリームボックスのお供には是非、福島県民のソウルドリンクである「酪王カフェオレ」をどうぞ！ コンビニやスーパー等、県内どこでも売っている懐かしい味のコーヒー牛乳でして、バランスの取れた味わいが実に美味い！