
あじさいの山寺、三光寺と古田紹欽記念館
岐阜あじさいの山寺、三光寺と古田紹欽記念館
このプランは岐阜県山県市にある「あじさいの山寺」三光寺をメインに訪れた女子3人の旅日記。 名古屋市からの半日コース。平日のちょっとの時間を利用しての息抜き旅行だ。 参加メンバー全員、パパと子供を会社や学校に送り出してから集合。 子供が学校から帰ってくる時間までに帰宅できるよう、時間とコースを計画した。 短時間旅行のため、訪れるスポットは3つに絞る。 「あじさいの山寺、三光寺」であじさいを見て、 「てんこもり農産物直売所」のレストランでランチして、 「古田紹欽記念館」を見学して帰ることにした。 3か所だけだったが、とても充実した旅になった。
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三光寺は「あじさいの山寺」として知られている真言宗の古刹。 境内にはヤマアジサイを中心にアジサイが8000株ほどある。 6月初旬から1か月間、境内はアジサイの花で彩られる。 アジサイのシーズンには本堂の秘仏薬師如来が開扉されている。
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本堂
本尊は薬師如来。 病気平癒の仏として信仰されている。 このお寺の薬師如来は、特に目に効くといわれている。
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護摩木
拝観料はないが、アジサイ維持のための協力金を納めることになっている。 入り口で護摩木が手渡された。 願い事を書いてアジサイ協力金とともに納めた。
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ヤマアジサイ
境内を彩るアジサイはヤマアジサイが中心だった。 日本古来の種類だという。
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境内を散策
このお寺のアジサイは素朴。 野に咲く花の趣き。 緑豊かな山間の寺によく似合っている。
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お釈迦様
小さなお釈迦様像が置かれていた。 お釈迦様に聖水をかけて参拝。
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薬師如来の伝説
江戸時代、川の淵で光り輝く薬師如来を村人が見つけ、祀ったという伝説が残されている。
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アジサイ祭り
あじさい祭りの1か月間は、境内でアジサイの苗も販売されている。
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珍しいアジサイ
このお寺では160種のアジサイが見られる。これほど多くの種類が同じ場所で見られることは珍しい。
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ランチは「てんこもり農産物直売所」のレストランへ。 「てんこもり」とは、面白いネーミング。 澄んだ空(天)、美しい湖(伊自良湖)、豊かな森があるこの土地からイメージした名前だ。 レストランは地元の食材を使った「農村レストラン」だ。 参加メンバー3人が別々のものを注文した。 写真は私が注文したランチタイムの「四季彩ごはん」 日替わりランチで、この日はわらびご飯と天ぷら、エリンギのにんにく醤油炒めなど。この内容で550円のお値段はうれしい。
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しいたけかつ丼
友達はしいたけかつ丼を注文。 地元産のしいたけをフライにして卵でとじたかつ丼。 ボリュームたっぷりでおいしかったそうだ。
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手打ちそば
友達は1日10食限定、そばの実から自家製の手打ちそばを注文。 本格的なお蕎麦に出会えて満足だそうだ。
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岐阜県山県市出身の仏教哲学者である古田紹欽氏を顕彰する記念館を見学した。 長い回廊を歩いて展示室へ。 入ると大きなパネルの紹欽氏の顔写真に迎えられる。 とびっきりの笑顔が印象に残る。 紹欽氏の心の世界をちょっとだけ覗くことができたか。 古民家風の建物もゆったりと落ち着ける雰囲気だ。 これだけ立派な施設なのに入場料無料というのがうれしい。
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長い回廊を行く
入り口から入って記念館まで長い回廊を歩く。庭の樹木がすがすがしい。
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記念館の本館
紹欽氏の生い立ち、書画を展示してある。図書室のような展示室には紹欽氏の著書の他、関連する書籍もいろいろ。
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紹欽に学ぶ
「学びの間」では紹欽氏が生い立ちを語るビデオを見た。 幼い頃に禅寺に預けられ、厳しい修行の毎日。その思い出を語り、出会いに感謝するシーンが印象的だった。
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茶室と美しい庭園
百道庵という茶室が作られていた。 美しい石庭が眺められる。
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お抹茶
呈茶スペースでは400円でお抹茶とお菓子が楽しめる。 器は桃の青い実が描かれ、季節を感じる。涼しげなお菓子がキレイ。
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