奈良の夏の風物詩、なら燈花会。はじめて行くならこんなとこ。
奈良奈良の夏の風物詩、なら燈花会。はじめて行くならこんなとこ。
1999年から始まり、今やすっかり奈良の夏の一大イベントとなっている燈花会。 毎年8月の初旬から中旬にかけて、奈良の世界遺産を含む観光地が優しいろうそくの灯りでつつまれる素敵なイベントです。 今回は初めて燈花会に訪れる方にも参考にして頂けるように、ライトアップ前後に行くスポットも含めたプランを紹介したいと思います。 燈花会はすべてのライトアップ会場をまわるときっと歩き疲れてしまうので、特におすすめの会場だけ紹介しています。 家族、友人、恋人。誰と行ってもきっと楽しめること間違いなしのイベントで夏をたっぷり満喫してください☆
燈花会のスタートはこの浮雲園地から始めるのがおすすめです。 夕暮れの中、広々とした芝生にいくつも置かれたろうそくの灯り。 いかにも夏らしい景色だなぁと思います。
一客一燈
浮雲園地内の好きな場所で、祈りを込めながら自分のろうそくに火を灯します。 自分もちょっと燈花会に参加できた気分になって良い思い出になるし、ろうそく代の500円は来年度の燈花会の協力金となるので、ぜひぜひ参加してみてください♪ すっかり暗くなってしまってからでも灯すことはできますが、日が落ちる少し前、まだちょっと視界の広いうちに灯りをともすのがより雰囲気があっておすすめです。
東大寺近くに広がる春日野園地。 燈花会最大の会場という特徴を生かして、灯りを並べていろんなモチーフを形作ったライトアップがされています。 広いので写真とか撮りながらぶらぶらしてると意外と時間がとられますが、まだ先は長いです。(回り方にもよりますが) 大概にして切り上げましょう。(経験者は語る。笑)
燈花会期間中の8月13日と8月14日、東大寺は夜間拝観が無料です。 そして、この日程だけ東大寺も燈花会のライトアップがされています。(もしかしたら変更になる可能性あるので、事前に調べて行かれることをお勧めします。) 混雑しますが、夜の東大寺はお昼とはまた違った厳かな雰囲気が漂って必見ですので、期間中どの日に行こうか迷ってる方はぜひ夜間拝観の日程をねらって行ってみてください! 大仏殿から覗いている大仏様の顔も、夜だとこの写真のようにはっきりくっきり見えます!
燈花会のハイライトと言っても過言ではない、浮見堂。 お堂とろうそくの灯りの組み合わせがなんとも綺麗でうっとりとした気分になります♡ 混雑してるときはずんずんとお堂に入ろうとする人でごった返しになってたりしますが、お堂の外からお堂を見ている景色のほうが綺麗なので、あまり無理して入らなくても大丈夫かと思います。
ボート
お堂が浮かんでいる池では有料で手漕ぎボートにも乗ることができます。 夜にボート乗るのって怖いやろ・・・と思って私は乗ったことがないのですが、この写真見てたらディズニー映画のラプンツェルの名場面みたい(盛り過ぎでしょうか・・・?笑)で素敵ですね! デートでいらした方はぜひ乗ってみてください♪
竹のアーチの灯りが印象的な浅茅ヶ原。 会場の中で一番凝ったライトアップがされてると思います。 浮見堂のすぐお隣なので、ぜひ立ち寄ってみてください!
最後は県庁に立ち寄って、燈花会を締めくくりましょう! 燈花会期間中は、夜の時間も屋上が無料開放されていますので、興味のある方はぜひ上ってみてください♪ 余談ですが、ちょっと前に雑誌CASA BRUTUSのモダニズム建築ベストリストに選ばれていてちょっとびっくりしました。
食べ物や飲み物の出店がいっぱい
きっと歩き疲れていると思うので、こちらで食べたり飲んだりして帰りましょう! あるいは、先に腹ごしらえをこちらでしておくという回り方もアリかと思います。 今年はどんなお店が出店されるかわかりませんが、私が行った年はスターバックスもワゴンで出店していました!
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燈花会を堪能した後は、猿沢池の近くにあるお好み焼き屋さんで遅めの夜ごはん。 お店の移り変わりが激しくなってきているこの界隈で昔からお店を構えられていることもあり、安定の美味しさ。 さぞかし歩き疲れていると思いますので、ビールで喉を潤し、美味しいお好み焼きでお腹を満たしましょう♪
大佛焼
直径40cmのめちゃくちゃ大きいこの大佛焼が有名ですが、私は食べたことありません。笑 胃袋に自信ある方・大人数で行く方はぜひチャレンジしてみてください!
燈花会の前に行くおすすめスポットその1。 「日本の工芸を元気にする」というビジョンを掲げて事業展開する奈良で創業された中川政七商店のお店、日本市です。 「日本の土産もの」というコンセプトのもと、奈良に限らず全国の工芸品や特産品の中からセレクトされたセンスの良い雑貨で溢れています。 観光客の方がお土産を選ぶのにぴったりなのはもちろん、地元の方も見ていて楽しいアイテムがいっぱいです!
奈良名産のふきんもたくさんあります
いつの頃からか奈良といえばふきん!って定着してきましたね。 老若男女問わず、ふきんのプレゼントって結構喜ばれるので、お土産やプレゼントに悩んだらふきん買えば間違いなしです!
燈花会の前に行くおすすめスポットその2。 いろんな作家さんの手作り雑貨やブランドの雑貨が置かれているショップです。 こちらも中川政七商店の商品を置いていることもあり、日本市と通じるものがありますが、もう少し日常に密着した商品のセレクトという感じです。 マスキングテープもなかなかの品揃えでしたので、お好きな方はぜひ行ってみてください(^^)
燈花会の前に行くおすすめスポットその3。 奈良の地酒の醸造元で、人気の観光スポットです。 500円で美味しい日本酒の利き酒体験ができます(^^) Kinki Kidsの堂本剛さんがテレビで紹介されていたそうで、ファンの方の聖地となっているらしいです。
5種類のお酒が試飲できます
まず入り口で500円支払って、案内された席で利き酒体験。 日本酒詳しくなかったのですが、ひとくちに日本酒と言ってもいろんな種類と味があることがわかって面白かったです。 おつまみとしてこちらのお酒を使った奈良漬けや、お酒の仕込みに使っているお水も試させてもらったのですが、全部美味しい。
お猪口ももらえます♡
4種類から選べるお猪口はお持ち帰りできます。 私は夏らしいこちらの青のお猪口にしました。 底に鹿があしらわれているのが可愛い。
こちらを購入しました
結局試飲させて頂いたのと違うのになったのですが(笑)、こちらを購入。 すっきりと飲みやすくてかなりおすすめです!
燈花会の前に行くおすすめスポットその4。 時間に余裕があれば、春日大社の参道にある鹿苑もおすすめです! 鹿の角切りが行われる会場ですが、普段は無料で鹿を見ることができます。 (鹿のエサ代として100円程度の協力金をお願いしているとのこと) 私は先日子鹿公開の時期(この期間中は入場料一般300円必要)に行きましたが、鹿をたくさん見ることができて(奈良公園で見るより鹿密度が高い!笑)、癒されました♪
毎年6月頃にバンビ公開♡
写真ではわかりにくいかもしれませんが、パラソルの下の座り込んでる鹿はみんな子鹿ちゃんです。
エサはガチャポンで。
鹿苑のエサはせんべいではないんですね(^^)
ゆるキャラ多すぎる・・・
よくもまあこんなに考えたなと感心してしまいました。笑 そして「主な」って表記されてるところが気になるところです。
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