気品溢れる彫刻芸術の展覧会「箱の中の宝石-木内克展」が北海道旭川で開催!
2018年2月17日(土) 〜 2018年6月24日(日)
- 北海道旭川で気品ある彫刻芸術の展覧会「箱の中の宝石-木内克展」が開催
- 日本彫刻界を代表し、多くの人々を魅了してきた芸術家である木内克
- 彫刻芸術館でと分館での2会場で開催予定!
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館と中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーの2会場にて2018年2月17日(土) 〜 6月24日(日)の期間、「箱の中の宝石-木内克展」が開催される。
戦後の日本彫刻界を代表する作家の一人
40回の実施を数える中原悌二郎賞の第1回の受賞者である木内克は、戦後の日本彫刻界を代表する作家の一人だ。
15年程に及んだ滞欧生活の中でアルカイック彫刻に触発されて独自に築いた大らかで気品ある作風は、当時よく見られた外形模写に終始しただけの様な作品群とは一線を画したもので、昭和23年の新樹会展に招待出品された滞欧時代の作品が彫刻界に大きな驚きをもたらすとともに、木内の名を広く知らしめることとなった。
また、 木内のモデルを長く務めることとなった松平須美子との出会いによって奔放な姿態で豊かな量感を備えた裸婦像が制作されるようになり、多くの人々を魅了して具象彫刻における無二の存在となっていった。
歴史と名誉ある賞を受賞していた木内氏
昭和45年に開始した中原悌二郎賞は、年次の最優秀賞作品を選考し贈呈するものだが、 最初の受賞者が既に第一人者となっていた木内克であったことで大いに注目され、後にこの賞が彫刻界の最高栄誉の一つとして認められていく先駆けとなった。木内克の没後、旭川市では御遺族から多数の作品原型等の寄贈を受けており、それらの作品は歴代の中原悌二郎賞受賞作品を中核とした旭川市彫刻美術館のコレクションに華を添えている。
本旭川市彫刻美術館が誇る木内作品群の中から主要な作品を本館及び分館の2会場で展示し、 木内が随筆に著した造形思想を引きながら、木内克が探求し続けた彫刻の美について紹介する。
ホリデー編集部からのコメント
彫刻芸術は実際に目の前で鑑賞すると更に迫力が増すのではないでしょうか。ぜひ、訪れてみましょう♪
開催場所
イベント情報
箱の中の宝石-木内克展
開催期間
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
2018年2月17日(土) 〜 6月24日(日)
※休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
2018年2月17日(土) 〜 4月22日(日)
※休館日は毎週月曜日
開催時間
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
10:30〜18:30(入館は18:15まで)
料金
一般
300円
高校生
200円
中学生以下
無料
※中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーは観覧無料