クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会は、都市型イルミネーション「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」を、2020年11月20日(金)から12月26日(土)まで横浜・みなとみらいの新港地区にて開催する。

今年は、横浜らしさを作り上げてきた「ひと・もの・文化の交差（CROSS）」を演出コンセプトに、横浜・みなとみらいの街全体を舞台として、光が場所と人を交差して織りなす、パノラマイルミネーションとなっている。メイン会場となる新港中央広場では、ドーム型オブジェの中で、ドームの骨格と地面の光が連動した躍動感溢れる光の体験ができるほか、特別プログラムとして、広場とその周辺で5分間のダイナミックな光と音楽の演出を行う。

また、今年は参加者自ら「横浜の街を歩く」ことで街の光が変化する新感覚イルミネーションを展開。都心臨海部の様々な場所に来街者を照らす光のオブジェを設置するとともに、プロジェクター付き自転車で、アート作品等の映像を壁に投影しながら、街を歩いて巡る回遊プログラムなど、参加者がアートの一部になる演出を予定している。

開催概要

【開催期間】2020年11月20日(金) 〜 12月26日(土) 18:00〜21:05
【開催場所】新港中央広場と周辺エリア

実施内容

常時楽しめるプログラム「NIGHT WALKING」（新港中央広場：18:00〜21:05）

横浜らしさを作り上げてきた「CROSS（交差）」の象徴として、新港中央広場には、半球型の光のオブジェ「CROSS（クロス）DOME（ドーム）」を設置。来場者がドームの中に入ったり、広場内の木々の間を歩くとセンサーが反応し、広場内の光の色は常に変化する。

特別プログラム「NIGHT VIEWING」（新港地区及び周辺エリア）

1日6回各5分間、広場と周辺の20施設が連動した街ぐるみのダイナミックな光と音の演出を、新港中央広場と横浜港大さん橋国際客船ターミナルから楽しむことができる。

ヨルノヨ「PORTAL（ポータル）」の設置

横浜都心臨海部約10ヵ所に、あなたを発見するヨルノヨ「PORTAL」を設置。PORTALを通ると、ヨルノヨはあなたを発見し、今日の横浜を照らす、明るい星に。昨日は誰かが横浜を明るく照らしたことを感じるだろう。誰かがポータルを通った痕跡は、公式ウェブサイトで確認することができる。

週末限定「ヨルノヨ×SAMPO_MAPP」の開催

世界で話題のMAPPが横浜に上陸。プロジェクター付き自転車で、アート作品等の映像を壁などに投影しながら、街を歩いて巡る回遊プログラム「ヨルノヨ×SAMPO_MAPP（サンポマップ）」を週末限定で実施。

「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」

ネーミングについて

100年後の横浜市民の共通感覚として使える状態を表す言葉にできないかと考えた。横浜の夜景や夜のすばらしい時間を「ヨルノヨだね」のように表現される、愛される光のフェスティバルに成長していって欲しいという願いが込められている。

ロゴについて

120度の組み合わせから成る六角形は、大さん橋から見たみなとみらいの視野角に近く、あらゆる場所においても都市空間の魅力的な角度は120度にあるところから着想した。また、空が抜けてみえる横浜らしさを、ロゴの文字間隔で表現している。

コンセプトについて

横浜らしさを表現するために、横浜が紡いできた歴史に着想を得て、クロス（交差）を演出コンセプトに、場所と人の記憶を光で表現することで、誰かとつながりを感じる時間をみなさんに過ごしてほしいと思う。たくさんの人が同時刻、一つの場所に集まれない今の状況において、誰かの痕跡を感じるようなぬくもりのある光を届ける。誰かが通ったから目の前の光が光っている。私が通ったから、あなたはその光に照らされている。そのように交差していくパノラマイルミネーション。ずっと私たちを見守ってきてくれた歴史的な建物たちと木々や花たちが、光と音で一体となって、パノラマスケールなヨルノヨをみせてくれる。大切な人と歩いて楽しむ、ゆっくりと自分と向き合う、夜散歩を横浜で味わってほしい。

パートナーシップ連携について

ヨルノヨでは、2020年10月下旬から12月下旬までの間に、横浜市都心臨海部で行われているイルミネーションや光のイベント等と広報連携することにより、街の回遊性を高め、横浜の夜を盛り上げる取り組みを行っている。市内のイルミネーション等の情報は、ヨルノヨの公式ホームページに掲載するとともに、開催期間中に会場で配布するリーフレットにも掲載する。