【鳥取県】昭和レトロな観光列車「昭和」 の運行開始に伴う出発式典が開催!
2018年3月4日(日)から
- 鳥取県若桜町で観光列車「昭和」の運行が開始!
- デザインはJR九州の人気列車「ななつ星」を手がけた水戸岡氏が担当
- 運行開始に伴い若桜(わかさ)駅と郡家(こおげ)駅にて出発式典が開催!
工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを手がけた観光列車「昭和」の運行が鳥取県八頭郡若桜町の一部区間で2018年3月4日(日)から始まる。
それを記念して、出発式典が若桜(わかさ)駅と郡家(こおげ)駅にて開催される。
有名デザイナーによる昭和レトロな電車に乗ろう!
今回運行する「昭和」は、1987年の若桜鉄道開業時に購入した車両の1つを観光列車に改装し、減少が続く利用者の確保と観光客の誘客を目的に運行する。車両デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏が担当。外観は沿線を流れる川や水をイメージした「青色」をベースに、車両のシンボルマークには春に車窓から見える「桜」が付けられた。毎週日曜に運行する旅行ツアー限定の観光列車はすでに9月末までの運行が決まっており、全国の鉄道ファンから注目を集めている。
出発式典では、鳥取県平井知事や石破衆議院議員によるテープカットや、地方鉄道と地域活性化をテーマにした水戸岡氏の記念講演 などを開催。
運行時間
【往路】若桜駅 9時15分発~郡家駅 9時45分着
【復路】郡家駅 10時45分発~若桜駅 11時15分着
式典の主な内容
若桜駅
8:45〜開会、主催・来賓挨拶、来賓紹介
9:00〜列車入構、テープカット、記念撮影
9:15〜列車出発、地元有志による演舞披露
郡家駅
9:50〜水戸岡氏記念講演(テーマ:地方鉄道が地域活性化にもたらす役割)
10:35〜地元有志による演舞披露
10:40〜列車乗車
運行前の電車に乗れる!
また、3月1日(木)には、運行に先駆けて試乗会及び内覧会が開催される。
観光列車「昭和」試乗会及び内覧会概要
車両試乗会
- 日時:2018年3月1日(木)
- 場所:
コース①若桜駅9:30発→郡家駅10:00着
コース②郡家駅10:45発→若桜駅11:15着 ※途中下車不可 - 参加者:120名(各コース60名)※申込終了
車両内覧会
- 日時:2018年3月1日(木) 11:30 〜16:00
- 場所:若桜駅1番線ホーム
- 料金:無料※予約不要
観光列車「昭和」とは
運行目的
昨年10月に開業30周年を迎えた若桜鉄道(株)は、減少が続く利用者の確保と県内外から多くの観光客の誘客を図るため、4両ある車両のうち3両を2017年から1両ずつ「昭和」に改装し、運行している。今回、1両目の「昭和」がデビュー。普段は通勤・通学の利用者向けに運行し、毎週日曜日は、旅行ツアー限定の観光列車として運行する。
※ツアー内容は、主催旅行会社によって異なる。
コンセプト・デザイン
「新しくて懐かしい鉄道の旅」をコンセプトに、デザインはJR九州豪華寝台列車「ななつ星in九州」など、数多くの観光列車を手掛けている工業デザイナー水戸岡鋭治氏が担当。外観は沿線を流れる川や水をイメージした青色に統一され、沿線各駅で咲き誇る「桜」が車両シンボルマークとして付けられた。また、車内は座席や床、窓枠などに木材を可能な限り使用することで、レトロ調の温かみのある空間となっている。
運行エリア
鳥取県の郡家駅~若桜駅間の9駅19.2kmを走行。沿線には、2008年近代化遺産として国の登録有形文化財となった駅舎や転車台などの23施設があり、沿線が丸ごと登録有形文化財となるのは、全国で若桜鉄道が初めて。また、車窓からは昭和時代の原風景を楽しめる。
途中停車駅
郡家(こおげ)→八頭高校前(やずこうこうまえ)→
因幡船岡(いなばふなおか)→隼(はやぶさ)→安部(あべ)→
八東(はっとう)→徳丸(とくまる)→丹比(たんび)→若桜(わかさ)
列車名由来
列車名「昭和」は、若桜鉄道沿線に国鉄線として開業した昭和初期の駅舎や昭和時代を彷彿させる景観が多数残っていることから名付けられた。
観光列車「昭和」関連グッズも!
運行に合わせて、関連グッズが登場。デザインは、車両と同じ水戸岡氏によるもので、マグカップやピンバッジ、ポストカードなどを若桜駅や郡家駅などで販売。
ホリデー編集部からのコメント
豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた工業デザイナー水戸岡鋭治氏デザインの列車が日常使いできるなんて!
レトロな雰囲気がありながらもどこか新しい列車に乗りにおでかけホリデー!
開催場所
イベント情報
若桜鉄道 観光列車「昭和」出発式典開催
開催日
2018年3月4日(日)
開催時間
- 若桜駅:8時45分~
- 郡家駅:9時45分~
主催者
若桜鉄道株式会社