歴史ある厄除け・招福祈願の伝統行事 【採燈大護摩供】京都・柳谷観音で開催
2018年2月17日(土)
- 「柳谷観音 採燈大護摩供」は江戸時代から続く伝統行事
- 五色のオリジナルの人形で厄除けと招福を祈願
- オリジナルの「恵方朱印(えほうしゅいん)」も限定で用意
眼病平癒の祈願所として、平安時代より天皇家公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきた京都府長岡京市の柳谷観音(日下俊英住職)では、2月17日(土)に江戸時代より続く伝統行事「柳谷観音 採燈大護摩供(さいとうおおごまく)」を開催する。
「柳谷観音 採燈大護摩供」について
この行事は江戸時代より続く伝統行事で、人の分身として扱う人形(ひとがた)とよばれる紙に、家内、縁者の願い事と氏名を書き、それをお焚き上げすることにより、厄除けと招福の祈願を行う古来よりの法要。柳谷観音では五色のオリジナルの人形を用意しており、それぞれ願い事に合わせて人形を選ぶようになっている。
当日は、吉野の大峰山より山伏様を招き、聖域に祭壇を設け、山主や僧侶と共に御祈祷を行なう。また遠方在住者の場合は郵送での申し込みも可能。申し込みをされた方には17日以降にご祈祷済みの「七難即滅七福除生除災招福」のお札をお送りする。詳細はホームページで確認できる。
またオリジナルの「恵方朱印(えほうしゅいん)」(授与料1,000円)も限定で用意。柳谷観音の「恵方朱印」は、人々の開運を願い、柳谷大悲殿という文字をその年の恵方に向けて書いている。平成30年の恵方は南南東やや南。仏法の智慧を求め日々精進されると幸運と福徳が舞い込むとの信念により、この1年の厄を払い福を招く特別御朱印が、香り守「御福香」と共に授与される。
【日下俊英住職コメント】
「江戸時代より続く伝統行事の採燈大護摩供。自身にとって晋山式以降初めての記念すべき大護摩供になります。心新たに精進潔斎し臨みます。皆様の来山、心よりお待ちしております。合掌」
イベント概要
実施:2018年2月17日(土)午前11時厳修
場所:柳谷観音(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2)
※上書院への入場は500円お納めください
寺院概要
寺名:柳谷観音 楊谷寺
代表住職:日下俊英
所在地:〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
交通アクセス
車でお越しの方
長岡京インターチェンジ(京都縦貫自動車道)を降り、そのまま真っ直ぐ山の中へ。10分程度で到着(大型バスの駐車場もあり)。
電車でお越しの方
阪急京都線「長岡天神駅」・阪急京都線「西山天王山駅」・JR「長岡京駅」の3駅が利用できる。毎月縁日(17日)は、当山のシャトルバスが阪急京都線「西山天王山駅」、JR「長岡京駅」の2カ所から発着。
また、京阪「淀駅」から阪急京都線「西山天王山駅」行きのバスでも行くことができる(およそ10分)。
ホリデー編集部からのコメント
京都のお寺で行われる伝統的な厄除け・招福祈願の行事。遠方の方も郵送で参加できるので、ご祈祷をお願いしたい方は、要チェック!