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冬の季節だけ見られる作品群「チームラボ ボーダレス」開催!体感できるアート作品として大人気

2018年12月1日(土)から

ポイント!
  • 作品が季節の移り変わりとともに冬バージョンに変化する
  • クリスマス期間限定で見ることができる作品も登場する
  • 来場者が描いた絵でクリスマスの街を作る参加型作品もある

※参考画像(秋の季節)
※参考画像(秋の季節)

2018年6月にお台場にオープンした、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」。境界なくつながっていく作品群は一年を通して移ろい、12月からはクリスマスや、冬の季節とともに変化した作品を体験することができる。
オープンから3ヶ月弱で、来場者数50万人を突破した「エプソン チームラボ ボーダレス」。12月からは、作品「花の精霊」、「積層された空間に咲く花々」は冬の花々へと変化し、「地形の記憶」には雪、椿、梅など、冬の景色が広がる。
さらに2018年12月1日(土)より『EN TEA HOUSE 幻花亭』では、『Digitized Gastronomy』プロジェクトの一環として、凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)から茶の木が生え茂っていく作品が新たに加わる。『Digitized Gastronomy』は、料理や食文化が持つ文化的背景を考察し、それらを再解釈しデジタルアートによって拡張する実践的な研究と実験を行うプロジェクトだ。

冬休み期間中の12月14日(金)から31日(月)までは、好評につき、毎日10:00から22:00まで開館時間を延長。

作品のご紹介 (一部紹介)

【冬の季節とともに変化する作品】花の精霊 / Spirits of the Flowers

※参考画像(10月の花)一年間を通して、刻々と咲いていく花々が移り変わっていく。
※参考画像(10月の花)一年間を通して、刻々と咲いていく花々が移り変わっていく。

コンセプト

花々は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は、誕生と死滅を永遠に繰り返し続ける。人々が花にふれると、ゆれ、散っていく。
そして、他の作品に影響を与えたり、他の作品の影響で散ったりもする。例えば、「Walk, Walk, Walk」の肖像群が歩いて来るといつもより咲きやすく、また、花々が咲いた場所は、他の作品世界を覆い隠したりする。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

作品
映像

お絵かきクリスマス / Sketch Christmas

お絵かきクリスマス / Sketch Christmas teamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab
お絵かきクリスマス / Sketch Christmas teamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab

コンセプト

この街(タウン)は、来場者の描いた絵でできていくクリスマスの世界だ。紙に自由にサンタクロースの街をつくるもの(サンタクロース、家、車など)の絵を描くと、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な雪の降る街で動き出す。サンタクロースはソリに乗ってやってきたりもする。来場者が描いた絵によってクリスマスの街ができていき、来場者がどんな絵を描くかによって、街が変化していく。
街には触ることができ、たとえば車に触ると、車のスピードが変化する。また、サンタクロースに触ると、サンタクロースがプレゼントを配ってくれたりもする。

呼応するランプの森 - ワンストローク、氷洞 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Ice Cave

※参考映像(呼応するランプの森 - ワンストローク、山の紅葉 / 11月30日まで)
※参考映像(呼応するランプの森 - ワンストローク、山の紅葉 / 11月30日まで)

12月はクリスマス期間限定で、「呼応するランプの森」では、真赤な炎の光の色彩を表現した「Flame」と氷の洞窟の光の色彩を表現した「Ice Cave」が新たに登場する。
作品
映像

呼応するランプの森 - ワンストローク、Flame / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Flame

呼応するランプの森 - ワンストローク、Flame / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Flame teamLab, 2016, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahash
呼応するランプの森 - ワンストローク、Flame / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Flame teamLab, 2016, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahash

コンセプト

人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせる。そしてそのランプの光は、最も近い二つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、それぞれ同じように強く輝き音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し、同じように連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、二つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る一本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

伝播していく光が、他の人が起点となった光と出会い通り抜ける時、光が出会った場所のランプは、それぞれの光が合わさって輝き、そこに長く残っていく。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を感じるだろう。

一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる一本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず一度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。

ランプの配置に関しては、以下のような制約を満たす空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。

ランプの平面配置は、ランプを吊るために、均一な千鳥配置であり整然としたグリッドになっている。これが1つ目の制約となる。2つ目の制約として床と天井の高さ、人が通ることができる通路の高さと幅という物理的な空間の境界条件を設定する。そして全てのランプから、3次元上で最も近い2つのランプに線を引いたときに、起点と終点がつながったたった1本の線(unicursal)になることが3つ目の制約である。

このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるために、光の軌跡が予測できず飽きないが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、まるで火が燃え移っているかのように自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は一本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。

これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさとも言える。それは、デジタルテクノロジーによって変化そのものを自由に設計でき、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)を使用。

茶の木 / Tea flowers

茶の木 / Tea flowers teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
茶の木 / Tea flowers teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

フランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」の2018年度版「期待の若手シェフ賞」に選出された注目の若手シェフ・田村浩二氏監修によるアイスクリームを、12月1日(土)から『Digitized Gastronomy』プロジェクトの一環として、『EN TEA HOUSE 幻花亭』で提供開始。
本作品の凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)は、お茶の旨味を最大限に引き出した、蒸し製玉緑茶製法の玉緑茶からつくられた、濃厚なアイスクリームとなっている。着色料や香料を一切加えず、佐賀・嬉野の茶葉ブランド「EN TEA」の茶葉を練り込んで作られているため、茶の旨みが舌の上で溶けだし、茶本来の芳醇な香りが口全体にたちのぼる。

凍結された茶を置くと、そこから茶の木が生え茂っていく。多くの凍結された茶を置くと、やがて、茶畑になっていく。茶の木は、秋の終わり頃、花を咲かせる。凍結された茶を移動させると、茶の木は枯れ、新たな場所で再び生え茂る。
凍結された茶がなくなると、茶の木は枯れてなくなっていく。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

『Digitized Gastronomy』は、料理や食文化が持つ文化的背景を考察し、それらを再解釈しデジタルアートによって拡張する実践的な研究と実験を行うプロジェクトだ。

Digitized Gastronomy

新メニュー

凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)とお好きなドリンクのセット :1,200円(税込)
※各日、無くなり次第終了。
※お茶を注文の来場者に限り、一人1個まで。

作品

開催場所

イベント情報

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

開催期間

休館日

第2・第4火曜日
※12月の休館日は通常と異なり、12月11日(火)のみ。
※12/25(火)は特別開館

開催時間

月~木、日、祝日

10:00〜19:00 (22:00)

金、土、祝前日

10:00〜21:00 (22:00)
※最終入館は閉館の1時間前
※( )内は12月14日(金) 〜 31日(月)までの特別延長時間。
※開館時間はシーズンによって異なる。詳細はウェブサイトを確認。

料金

一般、高・大学生:3,200円
子ども(4歳~中学生):1,000円
※高校生には「バイトル高校生無料チケット」も用意。

オフィシャルサイト

写真一覧

  • ※参考映像(呼応するランプの森 - ワンストローク、山の紅葉 / 11月30日まで)
  • 茶の木 / Tea flowers teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
  • お絵かきクリスマス / Sketch Christmas teamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab
  • ※参考画像(秋の季節)
  • 呼応するランプの森 - ワンストローク、Flame / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Flame teamLab, 2016, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahash
  • ※参考画像(10月の花)一年間を通して、刻々と咲いていく花々が移り変わっていく。