千葉県最大級の大神輿や山車の引き回しなど「佐倉の秋祭り」は見所がたくさん!
2018年10月12日(金) 〜 2018年10月14日(日)
- 江戸時代から受け継がれる祭りで見所は千葉県最大級の大神輿!
- 各町内の特徴ある御神酒所(おみきしょ)の装飾にも注目
- 成田空港から電車で20分!日本伝統の祭りを観光客も楽しめる
佐倉の秋祭りってこんなにすごいの!?山車や屋台、千葉県最大級の大神輿が城下町を行き交う、熱狂の3日間300年前から受け継がれる伝統の祭礼、「佐倉の秋祭り」開催!
「えっさのこらさえっさっさ」。城下町佐倉では、熱気のこもった掛け声とともに、江戸時代から300年以上脈々と受け継がれる「佐倉の秋祭り」が、10月12日(金) 〜 14日(日)の3日間にわたり開催される。千葉県最大級の大神輿や山車の引き回しなど、見所がたくさん!
お祭りのここを見よう!
麻賀多神社(まかたじんじゃ)の大神輿(おおみこし)
麻賀多神社の大神輿は、およそ300年前の江戸時代に制作された。荘厳できらびやかな装飾が特徴だ。担ぎ手は、白丁(はくちょう)を身にまとった鏑木青年会のみなさん。要所要所で見られる大神輿のダイナミックな動きと、秋空に響く掛け声に圧倒される。
山車(だし)
山車は、神の依代である人形を載せている。人形は、それぞれ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、「関羽(かんう)」、「八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)」、「石橋(しゃっきょう)」といった江戸時代から人気のあった能や歌舞伎に登場するヒーローが題材となっている。
御神酒所(おみきしょ)
佐倉では、お囃子奏者が乗った屋台を御神酒所と呼ぶ。15台の御神酒所が各町内によって曳きまわされる。御神酒所からは、リズミカルな太鼓や笛による佐倉囃子が演奏され、屋台の屋根では、音頭取りが威勢のいい声を上げている。また、回転式の御神酒所の周囲には、町内ごとの衣装をまとった踊り手が舞っている。
最大の盛り上がりは、麻賀多神社の大神輿を御神酒所が迎えるときだ。神輿の担ぎ棒が御神酒所の欄干にかけられたとき、祭りのボルテージが一気にヒートアップする。
各町内の特徴ある御神酒所の装飾にも注目だ。
■日本遺産のまち
佐倉には、武家屋敷をはじめ江戸情緒を感じさせる歴史的遺産が数多く残されており、日本遺産「北総四都市江戸紀行」に近隣の成田市、香取市、銚子市とともに認定されている。
全国から数多くのLCC路線が就航する成田空港から電車で20分。佐倉の秋祭りは、まさに日本中から、さらには世界から一番近い秋祭りであるといえる。 秋祭りとともに、江戸文化に触れてみては。