都市型庭園「うめきたガーデン」では、2月3日(土) 〜 3月18日(日)まで、花畑と庭の競技会「全日本フラワーガーデンコンテスト in うめきたガーデン」が開催される。また2万本のアイスチューリップが咲き誇る「真冬のチューリップ祭」も同時開催中だ。

全日本フラワーガーデンコンテスト

コンテストには、「プロフェッショナル」と「一般」の2部門に、造園会社や学校の園芸部、愛好家など計25の団体・個人が出展。思い思いのガーデンを制作。2月3日(土) 〜 9日(金)まで、来場者による投票を行い、グランプリなど優秀作品が決まる。作品のテーマは自由で、関西最大級のガーデンセンター「ザ・ファーム・ユニバーサル」は「空想の島」と題して、「本から飛び出してきたような幻想的な緑の世界」を表現。大阪府立園芸高校園芸デザイン部は校内で育てた草花を使い、バレンタインデーや雛祭りを意識したガーデン「Heartをください」を作る。

「南紀白浜観光局」「ひらパー」が特別出展

今回はゲストとして、和歌山県白浜町の「南紀白浜観光局」と枚方市のテーマパーク「ひらかたパーク」が出展する。南紀白浜観光局は、「うみダ！パンダ！温泉ダ！～南紀白浜～」と題し、和歌山県観光ＰＲのシンボルキャラクター「わかぱん」が花に囲まれて露天風呂につかる様子を描いた愉快なガーデンを展示する。2月4日(日)は「白浜温泉デー」としてわかぱんが来園し、餅まきなどが行われる。

「真冬のチューリップ祭」

園内ではコンテスト開催期間中、チューリップ2万本が咲き誇る「真冬のチューリップ祭」も開催される。特別な方法で冷蔵し、開花時期を早めた「アイスチューリップ」の鮮やかな花畑で一足早い「春」を満喫できる。

うめきたガーデンとは

「うめきたガーデン」は、うめきた二期区域の暫定利用コンペで当選した企画で、2016年10月に梅田北ヤード跡地に誕生した約7,500平方メートルの巨大な庭園。
世界的庭園デザイナーである石原和幸氏監修の2本の滝が流れるメインガーデン、「御所の庭」を中心に、壁面に植物を使った「みどりの小径（こみち）」や「花咲く丸太小屋（第2期で終了）」などで構成。日々変化し続けており、第2期では欧風のガーデンや花のメリーゴーランドを新設。常に季節の花々が満開。第3期の「うめきたガーデン FINAL」では、「花咲く丸太小屋」の跡にフローラルウッドガーデンを設置。うめきた農園の跡地に散策路を設けた小庭をつくった。
花も50種類10万株から、80種類12万株に増やし、緑や花が少ないといわれる大阪の「みどりの種」となるべく活動を続けている。