ビーガングルメ祭りは、肉・魚・卵・乳製品・はちみつ（＋白砂糖 ) を使用しないベジタリアングルメのお祭りで、東京・名古屋・京都の 3都市で年5回開催している日本最大級規模のベジタリアングルメフェスティバルである。

2018年秋の開催では、「VEGAN 肉フェア」をメインテーマとして、植物性代替肉を使ったvegan肉グルメを特集する。他にも、VEGAN チーズやスイーツ、マクロビオティック、ローフード、オーガニック＆ナチュラルフードなど、体に優しい食材を使ったVEGANグルメが勢揃いする。

昨今、世界の「食と環境」の業界で注目を浴びているのが「植物性代替肉」だ。アメリカでは元グローバル企業経営者や世界的俳優などもその開発に出資したことで完全植物性肉が話題になった。
イギリスの大学とスイスの研究機関の研究チームによる、世界の農場を対象としたデータベースによると、大気と水の汚染で最も環境に負担を与えているのは、肉類と乳製品を生産する畜産であるとの報告ある。牛肉100グラムの生産にあたっては、豆腐生産の25倍の温室効果ガスが排出されており、さらに、世界の肉・乳製品を生産する畜産を全て停止すれば、世界の 70% 以上の農場が不要になり、この面積を自然の環境に戻すことができると言われている。
もちろん、それは現実的ではないが、私たちが環境問題を考えるにあたって、もっとも身近なきっかけは「食」ではないか。この「vegan 肉フェア」を通じて、環境問題を身近に考えるきっかけにし、かつ来場者に美味しさと楽しさを提供する場として、秋のビーガングルメ祭りを開催する。