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全国から伝統工芸とその匠の技を体験できる「ものづくり・匠の技の祭典 2018」が開催

2018年8月8日(水) 〜 2018年8月10日(金)

ポイント!
  • 「伝統と革新」をテーマにかく伝統工芸の新しい一面を知ることができる
  • ステージでは和楽器の演奏や着物のファッションショーを開催
  • 体験プログラムでは子供から大人、そして外国人も楽しめる内容になっている

日本を支えてきた伝統的な匠の技と最先端のものづくり技術の魅力を発信する「ものづくり・匠の技の祭典 2018」が開催される。

日替わりで全18のステージプログラムを実施

左官やタイル張り、印章彫刻等の職人による共同作品のお披露目を皮切りに、いけばな、氷彫刻、敷布団製作の実演など、盛りだくさんのイベント行う。
※プログラムは、変更の可能性がある。
※ 実演写真の一部は2017年の様子。

初日 8月8日(水)

オープニング(10:00〜10:22)

左官職人やタイル張り職人、印章彫刻職人による共同作品を披露してオープニングを盛り上げる。匠の技のコラボレーションにより新たな可能性を見ることができる。

いけばな実演 伝統の美・現代の美(12:15〜13:00)

日本の伝統的な文化である“いけばな”を池田理英氏(帝国華道院常務理事・古流松藤会家元)が実演。本祭典のテーマでもある「伝統と革新」に合わせ、江戸時代中期より受け継がれてきた伝統的な格花「生花(せいか)」と、新しい時代の自由花「現代華(げんだいか)」の2つの様式で、植物を扱う匠の技術を見ることができる。

I’su hari art! (13:30〜14:15)

椅子を張る工法を駆使して、ラグビーボールを張上げ、今までとは違う作品が見られる。2019年日本で開催されるラグビーの国際的な大会に向け、エールを送る。

2日目 8月9日(木)

氷彫刻・氷像と花の透かし彫り(11:30〜12:00)

パーティや宴会会場には欠かせない装飾、演出、観賞用の氷彫刻。氷彫刻の世界大会で最優秀賞に輝いた加瀬秀雄師範が、ステージ上でダイナミックな氷像と花の透かし彫りを披露。
加瀬秀雄氏:全国調理技能士連合会マイスター、「氷彫刻世界大会2016」最優秀賞

縫い手によって羽ばたく美「きもの」(13:45〜14:30)

第一部では、着物が職人の手により裁断・縫製して完成するまでの過程を披露する。第二部では、着物の魅力が外国人の方にも伝わるよう、外国人モデルによる着物ファッションショーを開催。

全日本製造業コマ大戦 「ものづくり・匠の技の祭典場所」(16:45〜17:45)

全国で年間50戦以上開催されている「全日本製造業コマ大戦」。中小製造業者等が自社の誇りをかけ、自ら設計・製造したコマを土俵の上で対決させます。今年は工業高校チームも参戦予定。金属加工の匠の技が土俵の上でぶつかり合う。

最終日 8月10日(金)

楽しい和楽器~邦楽を世界へ(12:30〜13:15)

日本古来の伝統楽器である和楽器。その心に響く音色を世界中の人々へ伝えたい。箏、十七絃、三味線、琵琶、尺八、篠笛、邦楽打楽器などによる和楽器演奏と日本舞踊を楽しめる。

黄綬褒章受章者による環境に優しい木綿手作り敷布団の製作と解説(13:45〜14:30)

黄綬褒章受章者 野原久義氏による敷布団作りの実演。環境に優しい植物繊維を使用して、質の良い快適な睡眠が得られるよう、絶妙なバランス調整と耐久性を考慮した木綿敷布団の製作実演を行う。

ステージプログラム

ステージプログラム
ステージプログラム

テーマ展示(メイン会場)

メイン会場内では、匠の技を結集した日本の伝統建築や茶道の世界などを堪能できる。

上棟式(各日)

木材の特性を巧みに生かし、金物を使わず木材のみで組みあげた日本の住宅家屋を見ることができる。各日1回、上棟式及び餅まきを行う。

茶室(各日)

16世紀後半、千利休によって完成されたと言われる茶室は、日本独自の建築様式として人々に愛され、長く継承されてきた。今年も日本の伝統建築技法の集大成である数寄屋造りの茶室を展示。造園、タイル、左官、表具、建具の匠が、来場者に見どころを説明する。茶室に表現された日本の伝統美を堪能できる。

トヨタ2000GTの展示/ 乗車体験(各日)

日本が世界屈指の技術立国として発展を成し遂げることができた要因に、自動車製造をはじめとするものづくりの匠の技が大きく影響していく。本祭典では、昭和40年代に生産され、スーパーカーとして名を馳せた「トヨタ2000GT」を展示。実際に車内に乗車もできるので、当時の自動車製造技術の解説を交えながら見ることができる。
※走行はしない。

体験プログラム

本イベントでしか体験できないプログラムが盛りだくさん。メイン会場では約50種類、全国ブースでは約15種類のプログラムを各日開催。子供から大人まで幅広い世代で楽しめる。また、会場内には英語、中国語、韓国語の通訳を約50名配置。訪日外国人も日本の匠の技を存分に堪能できるようになっている。一部体験プログラムは、公式ホームページにて、事前予約受付を開始する。 
※一部有料プログラムあり

ブース出展

「メイン会場」と「全国ブース」では、ものづくりの伝統を受け継ぐ団体が出展する。

メイン会場(ホールE 地下2階)

分野ごとに実演・体験等ができる全38ブースを設ける。

全国ブース(ロビーギャラリー 地下1階 )

17の自治体が出展する全国ブースでは会津塗の漆器・蒔絵や加茂箪笥、沖縄和裁など各地の匠の技が集結する。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

これだけの伝統工芸やその匠の技が一堂に会すイベントはないのでは!?この機会に日本の伝統を体験してみるのはいかがでしょうか?

開催場所

イベント情報

「ものづくり・匠の技の祭典 2018」

開催期間

2018年8月8日(水) 〜 10日(金)  

開催時間

午前10時~午後6時 ※最終日10日は、午後5時まで

問い合わせ先

ものづくり・匠の技の祭典 2018公式HPからお問い合わ可能
http://www.monozukuri-takumi-expo.tokyo/

主催者

東京都

オフィシャルサイト

写真一覧