二千個以上の色鮮やかな江戸風鈴の音色を楽しむ「川越氷川神社縁むすび風鈴」開催
2018年7月7日(土) 〜 2018年9月9日(日)
- 「縁むすびの神様」として広く知られる川越氷川神社
- 年間約700万人もの観光客で賑わう首都圏有数の観光地
- レンタル着物店もあり浴衣姿で街歩きを楽しめる
古きよき日本の面影を残した町並みを持つ埼玉県川越は「小江戸」と呼ばれ、年間約700万人もの観光客で賑わう首都圏有数の観光地だ。「縁むすびの神様」として広く知られる川越氷川神社では、夏の風物詩として毎年賑わう祭事「川越氷川神社縁むすび風鈴」を、7月7日(土)から9月9日(日)まで開催する。
神社と風鈴。「縁むすび風鈴」とは...
現在も「風の便り」という言葉が残っているように、昔の日本人は「風が人の想いを運んでくれる」と信じていた。風鈴は、風が鳴らしてくれる鈴。目には見えない風を「音」として私たちに知らせてくる。夏の間、川越氷川神社に飾られた風鈴には願いごとを書いた木の短冊を結ぶことができる。境内に響く、涼やかな風鈴の音は、たくさんの願いが風にのって運ばれていく音色だ。本年も大切な想いが「縁むすびの神様」へ届き、お参りされた皆さまに良いご縁が運ばれますように。
縁むすび風鈴のみどころ
すべて手作り、色鮮やかな江戸風鈴
昼は澄んだ美しさ。夜は幻想的な輝き。境内に飾られたガラス製の江戸風鈴、その数は二千個以上。職人さんが氷川神社のために手作りで奉納したもの。よく見ると色も形も、そして音もそれぞれ異なる。
まるで天の川のような小川
1500年以上前に創建された川越氷川神社の由緒を記した古い文書には「光る川の伝説」が残っている。この由緒にならい「縁むすび風鈴」の期間中、午後七時から午後九時まで、夏空の天の川に見立てて境内の小川に光を灯す。風鈴の音色に合わせて、涼やかな光の瞬きを感じることができる。
夏らしく浴衣で
川越は江戸時代の伝統的な建造物が多く残る街。着物が大変似合う街。街なかにはレンタル着物店も多数あり、浴衣姿で街歩きを楽しむことができる。もちろん境内も、浴衣姿の女性やカップルで華やかな雰囲気だ。
夏だけの限定のモノたち
縁むすび風鈴の開催時、神社では数量限定で夏らしい涼やかな柄のお守りが頒布される。また、境内にある鎮守の杜のカフェ「むすびcafé」では、風鈴に見立てたガラスの器に入ったスイーツも人気だ。
縁むすび風鈴設置個所案内
風鈴回廊
メディア、SNSでも一番紹介されている、色とりどりの風鈴が並ぶ回廊。
風鈴小路
透明な風鈴が並ぶ、少し趣が異なる小路。
夕方以降はライティングにより、時間によって色が変わる幻想的な光景が楽しめる。
竹毬風鈴オブジェ
境内の木々の高さに合わせ、各所にオブジェとして設置。
暗くなると竹細工越しに柔らかな光がこぼれ、夜の境内を上空より優しく包み込む。
光る川
地下からあふれでるご神水が流れる小川に無数の光ファイバーを設置した、夜空にきらめく天の川のような幻想的な空間。
縁むすび風鈴の期間中のふたつの特別行事
恋はなび(7月14日 〜 29日・9月3日 〜 9日)
儚いあかりほど、こころにのこる。
夫婦・恋人・親子・友人、ふたりで灯せるように持ち手は二本。川越在住の手工業デザイナー・大治将典氏、共和木材・馬場崇氏とともに川越氷川神社特製の線香花火を作った。夏の夜の境内で灯すことができる。花火を楽しんだあとは紙縒(こより)を指に結び合い、お揃いの夏の思い出に。
恋あかり(8月1日 〜 9月2日)
神社のあかりをまちへ。
それぞれの想いを神社特製のぼんぼりに灯して、川越の夏の夕景を楽しむ行事。
ぼんぼりを手に歩いていくと、今もひっそり息づく小江戸の歴史や文化が、夕暮れのまちにふわりと浮かびあがってくるかも。
期間中、毎日夕方6時半より社殿にて「特別良縁祈願祭」を執り行ないます。恋人・夫婦・家族・友人。大切な人といつまでも仲睦まじくいられるように、縁結びの神様にお祈りする。祈願を受けた方にぼんぼりを授与。
また期間中、市内の酒販店や飲食店では川越生まれのクラフトビール「COEDO」の「恋あかり限定ビール」の「甘夏-Amanatsu-」「濃紅-Koikurenai-」が販売される。
ホリデー編集部からのコメント
風鈴の音色は夏らしく涼しげで大好きです!夕方から夜にかけて浴衣を着て行ってみたい!
開催場所
イベント情報
川越氷川神社縁むすび風鈴
開催期間
2018年7月7日(土) 〜 9月9日(日)
※天候によっては、催し物等が中止になる場合あり。
開催時間
9時~21時