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世界的にも有名な日本を代表するお祭り「青森ねぶた祭」開催

2018年8月2日(木) 〜 2018年8月7日(火)

ポイント!
  • 200万人以上の観光客が訪れる世界的に有名な日本を代表するお祭り
  • 1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されている
  • ハネト衣装(正装)を着れば観光客でも参加することができる!

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会

青森ねぶた祭

「青森ねぶた祭」は青森県青森市で8月2日から7日に開催される夏祭りであり、毎年延べ200万人以上の観光客が訪れる日本を代表する祭りだ。日本各地の祭りの中でも屈指の大きな祭典に発展した。1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されている。

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
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ねぶたに関すること

ねぶたの起源は?

七夕様の灯籠流しの変形であろうと言われていますが、起源は定かでない。青森におけるねぶたの記録では、享保年間の頃に油川町付近で弘前のねぷた祭を真似て灯籠を持ち歩き踊った記録がある。明治時代以降、青森では人形をかたどった灯籠(ねぶた)が主流となり、大型化していった。昭和の初め頃までは担ぎねぶたが主流だったが、現在のように大型化したのは戦後に入ってからだ。
昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

なんで「ねぶた」というの?

農作業の妨げをする眠気を送り出す習俗「ねむりながし」の「眠り」が「ねぶた」に訛ったといわれる。方言で「眠たい」=「ねぶたい」と言う。
また、アイヌ語の「ネプターン」(奇怪、不思議)からだという説もある。

いつから作り始めるの?

ねぶたの制作日数は約3ヶ月かかる。ねぶた小屋内での制作は5月半ばからとなるが、細かい部分はその前から手がける。ねぶた師は祭りが終わると次の日から来年の構想を考え始める。その年の終わりには具体案ができ、制作の依頼側と話がつき次第、顔や手足の制作が始まる。小屋に入ると急ピッチで作業が進み、追い込み時には徹夜の連続で、祭りの数日前ギリギリでようやく完成する。ねぶた師は一年中ねぶたのことを考えていると言って過言ではない。

どんな人が作っているの?

ねぶた制作者を「ねぶた師」と呼んでいる。ねぶた師は下絵(設計図)、全体の構造、色彩等を決めるねぶたの専門家だ。制作にあたる人数は、ねぶた師を中心に、電気・紙貼りなどで延べ300人にもなる。

大きさは?

台車(高さ約2m)も含めて、幅9m・奥行き7m・高さ5mの制限がある。重さは台車も含めて4トン。台車自体は、大型車両の車軸・タイヤを活用し、発電器を収容するスペースを配置しての作りになっている。

費用は?

総額約2,000万円。そのうち、ねぶた師の報酬は約400万円で、その大半を材料費、人件費(電気関係・紙貼り等)に費やす。

何でできてるの?

針金に和紙を貼っています。新聞紙片面の大きさの和紙(奉書紙)を約2,500枚使用。昔は竹で骨組みを作っていたが、今は針金で作っている。

制作工程は見られるの?

5月上旬~ねぶた祭終了まで、「青森県観光物産館アスパム」うら「青い海公園」の一角に、ねぶたを制作・収納するためのねぶた小屋「ラッセランド」を作る。入り口が開いている小屋については、自由に見ることができる。ラッセランドでは7月1日 〜 8月6日まで、ねぶたガイドによる解説付きの見学可能。

祭り終了後のねぶたはどうなるの?

各団体によって異なるが、ほとんどのものは解体される。「ねぶたの家ワ・ラッセ」、他地域での催しで展示されるもの等、引き取り先が決まっているものはそれぞれ引き取られていく。また、その団体の自社のPR用として活用されることもある。

ハネトの数はどれくらい?

1台のねぶたに500~1,000人くらい、多いときには2,000人が跳ねている。期間を通して約9万人ものハネトが参加している。

観覧方法

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
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どこで観覧すればいいの?

運行コース沿線歩道に有料の観覧席を設置している。
観覧席を購入しなくても、観覧席設置場所以外で観ることができるが、混雑必至。

観覧席で見たい場合は?

観覧席には、団体観覧席(10名以上用)と個人観覧席(9名以下用)がある。料金は団体観覧席・個人観覧席ともに、お一人様3,000円(税込・パンフレット付)。団体観覧席は4月上旬から申込受付、個人観覧席は6月下旬からの販売の予定。

スケジュール

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
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8月1日

18:00〜21:00頃 (会場:青い海公園特設ステージ)
前夜祭
19:00〜20:40頃 (会場:浅虫温泉)

第70回浅虫温泉花火大会

8月2日・3日

19:10〜21:00
子どもねぶた(約15台予定)・大型ねぶた(約15台予定)の運行

8月4日 〜 6日

19:10〜21:00
大型ねぶたの運行(約20台運行予定)

8月2日 〜 5日まで審査した結果を集計し、8月6日にねぶた大賞他、各賞を発表。
★6日は受賞したねぶたを観ることができる。

8月7日

13:00〜15:00
  大型ねぶたの運行(約20台運行予定)
19:15〜21:00頃 (会場:青森港)
  第64回青森花火大会・ねぶた海上運行

運行方法

画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
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8月2日 〜 6日までは運行コース上にねぶたが待機し、一斉に全てのねぶたが動き出す。

号砲の合図でねぶた運行終了。(ねぶた全台がコースを一周していなくても21:00で祭り終了)
但し、21:00(7日は15:00)前に、各ねぶたが運行コースを一周した場合は、その時点で祭り終了となる。

受賞したねぶたが青森港を運行し、花火とともにネブタ祭のフィナーレを飾る。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

一生に一度は行ってみたいお祭りですね!観光客でも参加できるので色々な楽しみ方ができそうです。

開催場所

イベント情報

青森ねぶた祭

祭り会期 毎年

8月2日 〜 7日
※曜日にかかわらず毎年同日

オフィシャルサイト

写真一覧

  • 画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会
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