水と土の文化を国内外に発信するアートの架け橋「水と土の芸術祭 2018」開催
2018年7月14日(土) 〜 2018年10月8日(月)
- 2009年から始まり今年第4回展を迎える
- 日本各地、世界を結び、市民同士をつなぐ アートの架け橋
- 多彩なアプローチでこれまでにない新潟市の魅力を発信
2018年7月14日(土) 〜 10月8日(月・祝) の期間、新潟市で「水と土の芸術祭 2018」が開催される。
水と土の芸術祭とは
水と土の芸術祭は、“私たちはどこから来て、どこへ行くのか ~新潟の水と土から、過去と現在(いま)を見つめ、未来を考える~”を基本理念とし、2009年から3年に1度、新潟市内で開催している。新潟市の水と土によって形成された、独自の風土や文化に光をあてることで、人間と自然との関わりかたを見つめ直し、未来を展望していくヒントとなるものを探る芸術祭だ。また、アートを媒介することで、先人たちが築きあげてきた水と土の文化を、国内外に発信し、次の時代を担う子どもたちに伝えていく。
「水と土の芸術祭 2018」5つのプロジェクト
アートプロジェクト
"新潟の自然の成り立ちは「水」と「土」に象徴される。それは<地水火風>という古くからの「四元素」を思わせる。そこは豊かでバラエティーに富んだ「生命」の誕生をうながし育んだ。今回のアートプロジェクトは、こうした「四元素」を素材やテーマにし、生命感あふれる表現や人間のいとなみの歴史などを表現した作品によって構成される。
また、かつて北前船の最大の寄港地であった新潟は、日本海を囲むアジア諸国をつなぐ日本の玄関口として貿易や文化交流で栄えてきた。この「四元素とそれによって育まれる生命」・「環日本海」という2つの大きな柱を基本コンセプトに、今日いっそう注目されるようになった、専門的な美術の枠を超えた自由な表現である「アール・ブリュット」などへの取り組みを含め、日本の各地域、さらには日本海から世界に向かって、メガ・ブリッジ(大きな架け橋)をかけていくという考え方に立っている。"
市民プロジェクト
"水と土の芸術祭の最大の特徴である市民と地域が主役のプロジェクト。「水と土」をテーマとした多様で多彩なプロジェクトが新潟市内全域で展開される。
新潟に生まれ、新潟に暮らす市民だからこそ見える歴史や暮らし文化の魅力が詰まったプロジェクトに一緒に参加することができる。
今回の芸術祭では、各プロジェクト同士をつないだり、アートを活用して地域の課題に取り組む「地域拠点プロジェクト」にも新たにチャレンジ。
他の芸術祭では見られない「市民プロジェクト」、ぜひ一度体感を。"
こどもプロジェクト
こどもプロジェクトでは、こどもたちと常識を超えるほどに何かに向き合うアーティストの態度を、 学校の先生がコーディネーターとなってつないでいく。今まで経験したことのなかった感性に出会うことで、数多く の発見と可能性の種が連なってゆくことを想い描くようになる。稀なる才能がぶつかる現場を目撃できるだろう。
こどもプロジェクトの内容
アーティストと先生による とびきりワークショップ
市内の小中学校の先生がコーディネーターとなり、 国内外で活躍するアーティストと共に、とびっきりのワークショップを開催。
8区で学ぶ!体験ワークショップ
新潟市の8区それぞれの地域と連携したワークショップを各区で開催する。
シンポジウム
「水と土」に相応しい、新潟らしい魅力の発信と地域活性化につながるシンポジウムを開催するほか、 水と土の芸術祭2018参加アーティストや各分野で活躍する有識者による座談会も開催する。
にいがたJIMAN
新潟の水と土がもたらした最大の宝物である「食」や「農」、「伝統芸能」、「おどり」など「JIMAN(自慢)」 の数々をこ紹介。
ホリデー編集部からのコメント
新潟は水も土も綺麗で美味しいものがたくさん!さらに芸術にも触れられ3年に1度の開催は貴重ですね!
開催場所
イベント情報
水と土の芸術祭2018
開催期間
2018年7月14日(土) 〜 10月8日(月・祝)
料金
メイン会場にある「大かま 万代島多目的広場(屋内)」、「NSG美術館」、「天寿園(屋内会場)」 の3会場に会期中1回ずつ入場できるお得なパスポートと各会場を個別観覧できる単館チケットを販売
パスポート()内は7月13日(金)までの前売り料金
- 一般 1,500円(1,200円)
- 学生*・65歳以上* 1,000円(800円)
単館チケット
大かま 万代島多目的広場(屋内)
- 一般 1,000円
- 学生*・65歳以上* 700円
NSG美術館
- 一般 700円
- 学生*・65歳以上* 500円
天寿園(屋内会場)
- 一般 300円
- 学生*・65歳以上* 200円
※学生:高校生、大学生、短大生、大学院生、専門学校生
※65歳以上:利用日時点
【無料で入場いただける方】
○ 中学生以下
○ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかを提示した方
及びその介助者1名
パスポート・チケット販売場所
-
パスポート
セブンチケット、チケットぴあ、新潟駅万代観光案内センター、プレイガイド、新潟市内文化施設など -
単館チケット
有料3会場、芸術祭事務局(当日券のみ)
パスポート特典
- 有料3会場のスタンプを押したパスポート提示で次の施設が無料。新潟市水族館<マリンピア日本海>、新潟市歴史博物館<みなとぴあ> 常設展、 旧小澤家住宅、新津鉄道資料館
- パスポート提示で次の施設が団体料金で入館可能。旧齋藤家別邸、北方文化博物館新潟分館
主催者
水と土の芸術祭2018実行委員会