『没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界』展をベルナール・ビュフェ美術館で開催

2018年6月23日(土) 〜 2018年10月30日(火)

ポイント!
  • 藤田の画業の中でも挿絵を中心に展示
  • 約100タイトルの挿絵作品を見ることができる
  • 10年ぶりに特別展示される作品も

2018(平成30)年は、藤田嗣治の没後50 年にあたる。これを記念してベルナール・ビュフェ美術館で、藤田の画業の中でも挿絵を中心に紹介する展覧会を開催する。

藤田嗣治 1928年頃 撮影:アンドレ・ケルテス ullstein bild / Uniphoto Press
藤田嗣治 1928年頃 撮影:アンドレ・ケルテス ullstein bild / Uniphoto Press

フランスで画家としての地位を確立した藤田は、絵画だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組んだ。ヨーロッパでは挿絵本の歴史は古く、書物としてだけでなく芸術作品としての価値もあり、特に19世紀後半から20世紀にかけて、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていた。藤田がパリに渡った当時のヨーロッパは挿絵本の興隆の時代であり、ピカソやシャガールら芸術家たちが挿絵や装丁を手がけた本が次々と出版され、その人気は高まる一方だった。

1919年、藤田嗣治は初めての挿絵本『詩数篇』を手がけ、1920年代には30冊以上の挿絵本がフランスで出版された。すでに挿絵を手がけていた他の画家たちをも凌駕するこの仕事量は、当時のフランスでの藤田の人気を反映したものであると同時に、藤田自身が挿絵本の世界に魅せられていたことを物語っている。画家は生涯を通じて100冊を超える「本のしごと」に携わった。

本展では戦前のフランスで発行された藤田の挿絵本、1930年代から40年代の日本での出版に関わる仕事、1950(昭和25)年にフランスに移住してからの大型豪華本の挿絵などの「本のしごと」を中心に、絵画や版画といった「絵のしごと」、さらには藤田が友人に送ったハガキや絵手紙、手作りのおもちゃ、陶芸作品なども同時に展示し、藤田の幅広い制作活動を紹介する。

1. 藤田が手がけた 約 100 タイトルの挿絵作品を展示

2. 絵手紙、絵葉書にみる藤田の「文字を装う絵の世界」

3. 藤田による油彩や手作りの陶器、玩具もあわせて展示

4. 26匹の猫を描いた屏風を10年ぶりに特別展示

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

大人になると挿絵のある本とかを読む機会が減っちゃいますよねー!だからこそ藤田さんが描く本と絵の世界に興味が湧きます!

開催場所

イベント情報

藤田嗣治 「本のしごと」展

開催期間

前期/2018年 6月23日(土) 〜 2018年8月21日(火)
後期/2018年 8月23日(木) 〜 2018年10月30日(火)

開館時間

10:00〜16:30(1 月)
10:00〜17:00(2・3 月)
10:00〜18:00(4 ~ 8 月)
10:00〜17:00(9・10 月)
10:00〜16:30(11・12 月)
水曜日休館日(祝日の場合は翌日休み)

料金

一般:1,000円(900円)
高・大学生:500円(400円)
中学生以下:無料

写真一覧