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道の駅初!仮想通貨でお買い物体験のできる『つちのコイン・マルシェ』

2018年6月17日(日)

ポイント!
  • つちのこで有名な東白川村の新たな挑戦「仮想通貨でのお買い物体験」
  • 完全無添加の「茶蔵ハム」などたくさんの名物も販売される
  • 東白川村の魅力をより多くの人に知ってもらうために企画された

東白川村の美しい茶畑
東白川村の美しい茶畑

岐阜県東白川村にある道の駅「茶の里東白川」では、全国の道の駅では初の試みとなる仮想通貨決済可能なイベント「つちのコイン・マルシェ」を2018年6月17日(日)に開催し、東白川村の魅力をアピールする。

村の魅力を発見&新体験できる手作りイベント

マルシェでは、特産の美濃白川茶をはじめ地産の無添加ハムや菓子などを販売する「グルメブース」やアナログな遊びを通じて東白川村や自然の大切さに触れる「体験ブース」を道の駅に臨時開設し“懐かしいけれど新しい体験”を手作りでお届け。
なお「新しい体験」の一つとして、仮想通貨(NEMまたはMONA)で買い物体験ができる場を設ける。

当日会場では、仮想通貨を持っていない方でもわかりやすい初心者向け解説講座も開講するなど、老若男女どなたでも気軽に参加できるイベントとなるよう準備中だ。

【マルシェ概要紹介】

食べ物と空気が美味しいと評判の道の駅
食べ物と空気が美味しいと評判の道の駅

グルメ

お茶の力で完全無添加を実現した村の新名物「茶蔵ハム(さくらはむ)」

道の駅茶の里東白川オリジナル「ツチのコやき」

木の葉のような「つちのこクッキー」

美濃白川茶の茶葉詰め放題

グッズ

東濃桧(ヒノキ)を使った木工品、木製品

地域のハンドメイド作家による手作り作品

当日限定「ツチのコグッズ」

お茶の力で無添加!茶蔵ハム
お茶の力で無添加!茶蔵ハム

体験

オリジナルひのき木製コースター作り

「アユ&つちのこ釣り」ゲーム

「わっ!出たー!! つちのこ叩き」ゲーム

東濃桧(ヒノキ)丸太切り競争

「大盗賊 五介(※注1)」に変身にらめっこ大会

食育紙芝居「無添加3兄弟のたんじょう日」

つちのこ捜索スタンプラリー「かくれツッチーを探せ!」

学ぶ

ミニ講座「ブロックチェーン・仮想通貨ってなあに?」

※午前、午後各1回開催

“白川郷”じゃないし。つちのこだけじゃないの。知ってほしい「東白川村」の魅力

白川郷と東白川村は遠い
白川郷と東白川村は遠い

“東白川村”は、同じ岐阜県内にある世界遺産“白川郷”とよく勘違いされる村だ。実際に両地域はかなり離れた場所にあり、東白川村は名古屋から車で約1時間半の日帰り観光が楽しめる位置にあり、東海地方では、400年の歴史を誇る美濃白川茶や東濃桧(ヒノキ)などの優れた特産物や、未確認生物“つちのこ”目撃多発地帯として知る人ぞ知る村だ。年に一度開催されるつちのこ捕獲イベント「つちのこフェスタ(※注2)」には村の人口2400人を超える数の観光客が押し寄せる。この盛況を喜びつつも、村内では「つちのこ以外にもいいところが沢山ある。もっと広く知ってもらう方法はないだろうか」という声がつねに上がっている。

地域活性につちのこも活躍中だがそれ以外にも魅力はいっぱいな東白川村
地域活性につちのこも活躍中だがそれ以外にも魅力はいっぱいな東白川村

以前から地産の白川茶を活用したオリジナル商品を開発・販売するなど地域活性に力を入れてきた「道の駅茶の里東白川」もあらためて地域の観光案内機能を担う道の駅として、これまでとは違った新しい角度から村の魅力発信をしたいと考え、今回の「つちのコイン・マルシェ」を企画した。

なぜ道の駅が「仮想通貨決済」を?

心のこもったおもてなしには自信があるものの、積極的な自己PRは苦手なのが東白川村の村民性(?)。しかし道の駅としては苦手だからと言ってはいられない。そこで様々な人からPRについてアドバイスや情報をもらった。そんな中で、新鮮に感じ興味をもったのが「ブロックチェーン・仮想通貨」に関する情報だったのだ。

東白川村の美しい茶畑
東白川村の美しい茶畑

小さな山あいの村である東白川村は、日本各地の中山間地域に共通する「高齢化による人口、働き手の減少」「時代の変化による産業の衰退」などの問題に直面している。例えば「日本の美しい村」認定を受けた素晴らしい景観の代表格である「茶畑」も耕作できず少しずつ荒れてきている。このような現状を変えるヒントが、新しい経済圏の誕生を予感させるブロックチェーン技術や仮想通貨に触れることで見えてくるように思えたのだ。

「気軽にできる新たな体験」にのせて伝えたいこと

今年4月、道の駅関係者が試験的に名古屋で開催された仮想通貨NEMで買い物体験のできるイベント「NEMDAY!( https://twitter.com/nemday_nagoya )」に出店参加し、自社開発商品の無添加ハム「茶蔵ハム(※注3)」を販売した。この時、とても簡単にスムーズに仮想通貨が活用できることを実感し、出店者と参加者が新しい体験を共有するワクワク感も楽しむことができた(5月26日福岡で開催の同様のイベント「nemcafe( https://nemcafe.jp/)」にも出店参加予定)。
このような新しい体験や情報を気軽に共有(シェア)できるイベントであれば、東白川村の「百年先も守り続けていきたい豊かな自然の恵みや風土の価値」を自然体で多くの皆さんに伝え、シェアすることができると考え、今回の「つちのコイン・マルシェ」開催につながった。

無農薬栽培茶や無添加ハムを製造販売する生産者として、自然の恵みを活かした本来の味を愉しめる安全な食の大切さも伝えていきたいと考えているという。

共感でつながる人たちと・不器用でも手作りで

小さな村の道の駅にできることは、人手や資金面も含め限られている。このイベントは、地元の皆様や東白川村の存在に価値を感じ取り組みに共感してくれる人たちにも参加協力を募り、手作りで準備を進めている。この小さな試みが東白川村の新しい未来を拓く第一歩となり、関わるすべての皆様が心から楽しめるイベントとなることを目指している。

参考情報

※注1「大盗賊 五介」について
村に古くからその伝説が伝わる大盗賊 五介。五介が住んでいたとされる洞窟近くの滝は、五介の滝と親しまれ、現在ここに「五介の滝公園」が整備されている。
※注2「つちのこフェスタ」について
幻の生物“つちのこ”を捜索する村を挙げての一大イベントで、毎年村の人口を上回る人が参加。2018年で第30回を迎えたが、史上初めて悪天候のため中止となり、多くの“つちのこハンター”が肩を落とした。
※注3無添加ハム「茶蔵ハム(さくらはむ)」について
茶カテキンの力を活用した特許製法で「無添加なのに塩分控えめ」を実現した完全無添加ハム。道の駅を運営し茶園も営む有限会社新世紀工房が独自開発した商品。原材料は薬剤不使用飼育の飛騨旨豚をはじめ厳選素材を使用している。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

仮想通貨のことは気になっていてもなかなか手を出しづらい…こういったイベントがあると、気軽に挑戦しやすくなりますね。

開催場所

イベント情報

つちのコイン・マルシェ

開催期間

2018年6月17日(日)

オフィシャルサイト

道の駅 茶の里東白川(運営:有限会社新世紀工房)HP

http://chanosato.gifu.jp/

道の駅 茶の里東白川ネットショップHP

http://www.oishii22.jp/

茶の里東白川Twitter

https://twitter.com/chanosato

茶の里東白川Facebookページ

https://www.facebook.com/chanosato/

無添加 茶蔵ハムInstagram

https://www.instagram.com/sakura_ham_diple/

東白川村HP

https://www.vill.higashishirakawa.gifu.jp/

写真一覧

  • お茶の力で無添加!茶蔵ハム
  • 白川郷と東白川村は遠い
  • 地域活性につちのこも活躍中だがそれ以外にも魅力はいっぱいな東白川村
  • 茶の里東白川は岐阜県の山奥にある道の駅
  • 食べ物と空気が美味しいと評判の道の駅
  • 東白川村の美しい茶畑