マンガ界の鬼才・永井豪「画業50年“突破”記念永井GO展」が9月8日(土) 〜 24日（月・振替休日）、大阪市港区の大阪文化館・天保山で開催される。永井豪が創りだしたイマジネーションの世界を存分に味わえるイベントだ。

「マンガ界の鬼才」永井豪

「マンガ界の鬼才」と呼ばれる永井豪は、社会現象を巻き起こした「ハレンチ学園」、マンガ界の歴史に燦然と名を残す「デビルマン」、巨大ロボットマンガの金字塔「マジンガーＺ」など、さまざまなジャンルの作品を世に送り出した。これまでに発表した作品数は350を超え、その無限ともいえる創造力は、現在も留まることを知らない。画業50年突破を記念して開催する本展は、デビュー作から最新作まで、貴重な直筆マンガ原稿、カラーイラストなど600点以上を展示。「鬼・悪魔」「ロボット」「ギャグ」「魅力的なヒーロー・ヒロイン」というジャンル別に作品を紹介する。ほかに、「マジンガーＺ」や「デビルマン」の世界観をイメージしたエリアや、秘蔵資料なども展示。永井豪デビューまでの道のりをマンガ化した作品や、イラスト作品も新規制作して初公開。

作者メッセージ

マンガ家デビュー50周年突破を記念して展覧会を開催しま～す!!
めちゃ面白い展示で、いっぱいです！
ぜひ皆様ごらん下さい!!　　　　　　永井豪

永井豪　サイン会（定員100人）

9月8日(土) 14:00から大阪文化館・天保山内
※事前応募制（希望者多数の場合は抽選、詳しくは下記の公式ホームページ）

グッズ情報

本展図録ほか限定生産・超合金魂マジンガーZD.C.アニメカラーバージョンの独占先行発売をはじめ、オリジナルグッズを展覧会内ミュージアムショップ（要展覧会入場）にて発売。

巡回展

2019年9月～、東京・上野の森美術館で開催予定

プロフィール・永井　豪（ながい・ごう）

1945年9月6日(木)、石川県輪島市生まれ。幼少の頃よりマンガ・映画・落語・冒険小説に親しみ、石ノ森章太郎氏のアシスタントを経て、1967年「目明しポリ吉」でデビュー。翌年「ハレンチ学園」が連載開始となり、たちまち大ブームになる。以後、現在に至るまで、幅広いジャンルの作品を発表し続けている。代表作に「デビルマン」「マジンガーＺ」「バイオレンスジャック」「キューティーハニー」等多数。1980年、「凄ノ王」で第4回講談社漫画賞（少年部門）を受賞。2009年、石川県輪島市に永井豪記念館がオープンし、名誉館長に就任。2018年、第47回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞受賞。現在は、ビッグコミック（小学館）誌上にて「デビルマンサーガ」を連載中。