八ヶ岳の大自然の中で【食・書・音・景】を楽しむカフェ「K」オープン!
2018年6月30日(土)から
- 避暑地としても人気の八ヶ岳にオープン
- 自然に囲まれた新しいカルチャースペース
- 地元の子供達から、都心の観光客まで楽しめる!
長野県・原村。かつてカルチャーの先端だった八ヶ岳のペンション・ビレッジに、新たな文化拠点 「K」(ケイ)が、2018年6月30日(土)にグランドオープンする。沢山の本と美味しいコーヒーを味わいながら、八ヶ岳を一望できる最高の景色と共に、食事やお酒、エンターテイメントも楽しめる、これまでになかったカルチャースペースとなる。
豊かな自然に囲まれたカルチャースペース
長野県原村。長野県南信州エリアにある、1000m台の高原の村。富士山や南アルプスも見える見晴らしの良い景色と気持ちいい気候が魅力のエリアで、昔から避暑地としても人気の高い場所となっている。その原村にある自然公園「八ヶ岳自然文化園」内の大型遊休施設を活用し、食事や本を楽しめるカフェレストラン「K」(ケイ)がオープンする。
かつての人気を博したペンション街の活性化のために
八ヶ岳自然文化園の周りにあるのは数十権からなるペンション・ビレッジだ。文化人や芸能人も訪れるこの場所はファッション誌やカルチャー誌などでも特集され、80年代後半〜90年代前半のブームの時代には、多くの若者が訪れる当時最先端のレクリエーションエリアだった。しかし今ではそのブームも下火となり、高齢で手放すオーナーも出るなど、かつての面影は徐々に薄れ始めている。それでも地元の人々を中心にマルシェや映画祭など、一年を通して様々な催し物が行われ、多くの人を集める中、同エリアの日常的な交流の場を作るべく、カフェレストランのプロジェクトがスタートした。
地元や移住者の若手を中心とした混合プロジェクト
プロジェクトの中心は、ペンションビレッジで生まれ育ち、地元原村で様々な事業を行う制作会社「ヤツガタケシゴトニン」を率いる中村洋平。中村と幼馴染で、東京の有名セレクトショップの店長を務めた後、Uターンで戻ってきた伊藤拓也。そして隣の富士見町でコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」を立ち上げ、2拠点居住など新しい働き方を実践するメンバー3人(津田賀央、松井彩香、松田裕多)によるプロデュースチームideado(イデアド)。この5名を中心に、八ヶ岳周辺の同世代が集まり協力しながら、これまで原村や八ヶ岳エリアにはなかった場所作りを目指す。
多様な楽しみ方が可能な“新しい文化拠点”
八ヶ岳自然文化園の魅力は、八ヶ岳をバックにした高原ならでは壮大な風景。そして朝日から夕焼けまで楽しめる開放的な芝生を有する環境だ。地元の子供達から、都心の観光客まで、様々な方々が訪れるこの公園の中でも、最も景色の良い場所にオープンするカフェの名は「K」(ケイ)。「K」は世界初の人工言語であるエスペラント語で「文化」を意味する“Kurturo”の頭文字。「エスペラント語=特定の国や地域の文化に紐付かない新しい言語」という意味に共感し、名付けられた。
最大100名ほどが入れる店内は、ガラス窓を多用した開放的なデザイン。3シーターのソファを中心としたスペースから、周りを気にせず作業が可能なカウンタースペースなど、様々な用途に合わせた座席を用意。また、外の芝生での利用を予定したピクニックシートやテイクアウトサービスも用意される。食事は地元の食材を使ったデリ(惣菜)やプレート料理、コーヒーやクラフトビール、ワインを提供。イートインでもテイクアウトでも味わえる。メニューのアドバイザーには、東京のフレンチレストランTable Oginoの荻野伸也氏も加わるなど、質の高い料理を提供予定。館内には様々な書籍が置かれ、利用者は自由に手に取り読みふけることができる。また、店内中央にあるステージではライブやイベントを想定した使用が可能。今後はライブ演奏や読み聞かせ、トークイベントなども開催予定だ。
「K」から原村の新たなカルチャーを作りたい
壮大な自然風景に囲まれながら、ゆっくり本を読んだり、コーヒーやテイクアウト料理と一緒に外に持ち出し、芝生や森の中で過ごせたり。地元の人も都心からドライブついでに訪れた人も気軽に立ち寄ることができ、山や自然を満喫できない天気の日でも楽しめたり。ライブや読書会など、様々なイベントを開催でき、交流のきっかけとなったり。文化的な楽しみを満喫できる、都心からもわざわざ来たくなるような場所にしていきたいと考えられている。
ホリデー編集部からのコメント
本とコーヒーに加えてライブやイベントも開催される文化拠点!これからのカルチャーは景色のいい高原から発信されるかも!
開催場所
イベント情報
「K」 オープン
オープン日
2018年6月30日(土)