鏡天満宮
福岡県福岡市博多区下川端町3-3平安時代、貴族、学者、漢詩人、政治家として活躍した菅原道真公。
忠臣として宇多天皇に重用され、寛平の治を支えたが醍醐朝では右大臣となるも、藤原時平の讒言(昌泰の変)により、大宰府へ大宰員外帥として左遷。
途中、当地に立ち寄った。
菅原道真公が博多に到着した際、鏡で姿を映した場所と伝えられ、そのときの鏡を神体とすることから「鏡天満宮」が造営。
また当地は唐の国へ渡る船の発着場所「渡唐口」の跡地。
中世、海は内陸に入り込んでいたため、大きな船を横付けすることができたという。
遣唐使によって、朝鮮半島や中国大陸との行き来が盛んになり、貿易の拠点となっていた。