本覚寺
神奈川県横浜市神奈川区高島台1-2横浜開港時にはアメリカ領事館となっていたお寺です。
日米和親条約で下田、函館を開港。米国の最初の領事館は下田柿崎の玉泉寺でした。その後、日米通称修好条約で、江戸麻布山の善福寺に公使館が、横浜が開港され神奈川の本覺寺に領事館が作られました。東海道を守りたい、また東海道で攘夷はともめ事を起こしたくない、幕府の意向で横浜も神奈川の港だと強引な主張が行われたようです。
その後、横浜の外国人居留区ができ、中心地が横浜に移ることになり、実際1863年に公使館が置かれていた麻布善福寺火事により公使館は、横浜関内の外国人居留地に移転し、本覺寺の領事館も、一緒に横浜居留地に移っています。