元興寺(塔跡) 山門
奈良県奈良市芝新屋町10元興寺は現在の明日香村にあった日本最古の本格的仏教寺院・法興寺(飛鳥寺)。
蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院であったが、平城遷都のときに移設。
奈良時代、東大寺、興福寺と並ぶ大寺院であったが、中世以降次第に衰退。
奈良市中院町・元興寺(旧元興寺極楽坊)、奈良市芝新屋町・元興寺、奈良市西新屋町・小塔院に分立。
1859年、焼失。
基壇と礎石などが現存。
塔跡から出土した元興寺塔跡土壇出土品、薬師如来立像(国宝)は、奈良国立博物館に寄託。