小寺泰次郎誕生の地
兵庫県三田市三田町19-28小寺公園内にある石碑。
当地は三田藩士・小寺泰次郎の誕生の地として知られている。
1836年、生まれ。
1868年の明治維新により混乱し、困窮した三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)らとともに兵庫・神戸で事業を起こし、「志摩三商会」など実業家として成功。
外航船の着岸に有利な点に着目して兵庫港周辺の元町・三宮界隈の土地を買収し、大富豪に。
1885年、小寺の私邸「蘇鉄園」を建設、1911年に完成。
1941年、神戸市が譲り受け、名称を中国易経の「和悦相楽」を由来とする「相楽園」と改称。