原町田商店街発祥の地
東京都町田市原町田3丁目3
安土桃山時代、毎月2のつく日に立つ市「二の市」が始まる。
江戸時代、「二・六の市」が開かれ、炭や薪、蚕糸、畑作物、衣料、農具などが扱われた。
明治時代、八王子と横浜港とを結ぶ「絹の道」の中継地点にあたる原町田では繭や生糸の運搬が盛んになった。
当時の運搬は馬や荷車が使用され、横浜で生糸を降ろした帰りには乾物など保存できる海産物や肥料(干鰯)、舶来品などを仕入れた。
「二・六の市」では横浜で仕入れた商品も販売され、賑わった。
1908年、横浜鉄道(東日本旅客鉄道横浜線の前身)が開通し、乾物・呉服・洋品・道具などの店が開業後、商業地へと発展。
現在も明治時代から大正時代にかけて創業した店が点在。