新屋坐天照御魂神社
大阪府茨木市西福井3丁目36-1
西福井、宿久庄、西河原のそれぞれに鎮座する。
西福井に鎮座する新屋坐天照御魂神社について記述する。
主祭神は、天照皇御魂大神、天照国照天彦火明大神。
別名、福井神社、新屋神社と呼ばれている。
崇神天皇の御代、神が当地に降臨し、伊香色雄命に勅して祀らせたのに始まるという。
後に、天照皇大神と称して皇女五百野媛に祀らせた。
神功皇后の三韓出兵の際、当地の川原で禊をして当社を祀り、凱戦後に当社祭神の幸魂と荒魂を西の川上(宿久庄)と東の川下(西河原)に分祀したという。
付近には、約30基の円墳からなる新屋古墳群がある。
1527年、兵乱により衰退したが、領主中川清秀によって再興。