金峯山寺 蔵王堂
奈良県吉野郡吉野町吉野山 金峯山寺金峯山寺蔵王堂は、7世紀後半にこの地を本拠地として修業した役行者(えんのぎょうじゃ)がお堂を祀ったのが始まりとされています。金峯山寺は修業道の宿坊の1つで、現在でも多くの僧侶や修験者が山中を駆け巡る厳しい修行を行っています。
平安時代には多くの天皇や上皇が金峯山寺蔵王堂を参拝していますが、焼失後、1592年に再建され、今日に至っています。
金峯山寺の蔵王堂は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つとして、ユネスコの世界遺産に登録されています。