庭田神社
兵庫県宍粟市一宮町能倉1286日本酒のふるさととして知られる庭田神社。
奈良時代の「播磨国風土記」の中で、米麹を用いた酒造りの製法が初めて登場したとか。
大神の御粮(みかれい)沾(ぬ)れて黴(かび)生えき、 すなはち、酒を醸(かも)さしめて。庭酒に献りて宴しき。
伊和大神に供えられた米飯が濡れたため、カビが生えてしまった。
そこでその米を播磨の庭田神社(宍粟市)の裏にあるぬくい川で醸したところお酒が出来上がり、伊和大神に献上、宴を行ったとか。
他にも、大名持大神が慰労のため酒を醸して宴をひらいたとか。