春日神社
兵庫県丹波篠山市黒岡1015奈良の春日大社の分祠を祀る。
地元では「おかすがさん」と呼ばれている。
能楽殿で演じられる春の春日能と秋の祭礼の京都八坂の祇園祭を模したといわれる神輿、山鉾巡行では、笛や鐘の囃子を響かせながら町を練り歩く。
876年、日置荘を領有者であった藤原基経、藤原時平父子により藤原氏の氏神である春日大社(奈良県)より分祀し黒岡村南部の当時は笹山と呼ばれた現在は篠山城のある小山に勧請し、祀り氏神とした。
篠山城築城の際に現在の地に遷座。
秋の祭礼に使われる神霊を移した金神興は、黒岡村と篠山町より寄進されたもの。
ちんちき山と呼ばれる山鉾は各町内より寄進されたもので、京都の祇園の山鉾を模し造られている。