理容イソノ
大阪府東大阪市下小阪1丁目12-29
理髪店の自宅兼店舗として知られ、建屋の上部には、理髪店を営む家主が廃材を用いて自力で建てた小坂城の天守閣。
天守閣は、櫓が並ぶ五層、城内にはだまし絵の技法を駆使した大広間、十万坪の大庭園の他、金紙を部屋一面に貼り付けた黄金の茶室を備えた城であるとか。
城主自身は理容師で利用店を経営。
学生時代、日本建築を好み、自力で城を建てることが夢であったが、城を作るつもりは無かったといい、不用品を収めるための物置を城の櫓の形にしたのが発端であるという。
櫓型の物置をと作っていくうち、次第に城郭となり、最後は、大屋根に三層天守閣を造ったが、五層天守閣となった。
家の中は本格的な書院造りであるとか。