正法寺
大阪府大阪市中央区中寺2丁目4-27
1616年、本山本法寺の信徒・矢倉法順が、娘である徳川二代将軍秀忠の側室の安産を機に秀忠から土地を拝領され、正法寺を開いた。
英国の外交官で、江戸時代から明治時代にかけて駐日英国公使を務めたサー・ハリー・スミス・パークスが宿泊。
日本名は佐藤 愛之助(または薩道愛之助)。
付近の旧本覚寺ではアーネスト・サトウが宿泊。
両者ともに来日中は、薩摩藩・長州藩と接近し、高杉晋作と会談、鹿児島や土佐を訪問し、徳川慶喜に謁見した。
兵庫の開港を進言し、廃藩置県に携わる傍ら、江戸幕府を倒幕させ、明治新政府を樹立させる政治路線に影響を与えた。