美濃と尾張と木曽の美味しい酒を求め、直接各酒蔵へ!
近頃は近所の酒量販店やスーパー百貨店等の酒売場へ行くと様々な日本酒を見掛けるようになりました。しかし本当に美味しい酒は製造元の酒蔵にこそ市場に出回らないような特別な酒が存在します。そこで、年に数回開催されている酒蔵での「蔵開き」「蔵開放」「新酒祭」等の祭りイベントを紹介します。各蔵で試飲提供される様々なテイストの日本酒の中から自分の嗜好に合った酒が見つかると、一瞬で大ファンになってしまいます。なお、思う存分試飲を堪能する為には是非とも交通機関のご利用を。思い切って現地に宿泊してしまう手段もアリかと思います。今回は地元岐阜県を中心に愛知県と長野県で実際に行った酒蔵を紹介。イベント以外の日でも酒蔵で試飲をお願いすると快く出来たりします。気軽に入ってしまいましょう。
中島醸造【小左衛門】
「小左衛門」ブランドで有名な中島醸造。門構えがすっごい立派で一歩中に入るとまるで武家屋敷かと見間違えてしまった。場所はJR瑞浪駅から東の方へ徒歩約20分。シャトルバスは無い。土岐川(庄内川)の向こう岸真正面。当日券は5枚綴り500円だが、事前予約の1000円セットが面白い。いずれにしても試飲できる種類が多いので当日券を買い足す事になる。
所酒造【房島屋】
「房島屋」ブランドを提供する、いわゆる揖斐の町の中にある酒蔵。外観は酒蔵というより何かの工場といった感じで店舗というより事務所に見える。すぐ横の蔵開き会場もそれほど広くなく手作りっぽい作りで家庭的な雰囲気。名古屋方面から来るとローカル線を乗り継ぐことになり、岐阜の最果てに感じるのではないだろうか。因みに養老鉄道終着の揖斐駅から徒歩で30分くらいかかる。一応バス路線があるので予め調べておいたほうが良いかも。入場料100円だが、引き換えでくれるコインで1杯呑める。
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