カブトガニのまち・笠岡
まいどまいど。
笠岡名物で国の天然記念物に指定されたカブトガニに会えるまち・岡山県笠岡市。
カブトガニとは鋏角亜門のカブトガニ目に属する節足動物の総称(カブトガニ科カブトガニ属)。
普段、水族館などで目にすることはあらへんけど、背面全体が広く背甲で覆われ、脚などはその下に隠れているのが特徴やそうで。
名前の由来はその姿に由来とも。
古くは瀬戸内海にもぎょうさん生息していたというが、環境汚染や埋め立てにより姿を消して古生代の仲間の風貌を色濃く残した「生きた化石」とも。
カブトガニ類はクモやサソリなどが含まれる鋏角類に分類され、甲殻類であるカニやないとか。
オスは45cmから70cm、メスは55cmから85cm。
干潟の泥の溜まった海底に生息し、夏に産卵期を迎え、産卵された卵は数ヶ月で孵化、十数回の脱皮を経て成体になるという。
またカブトガニの幼生は卵の中で数回の脱皮を行いながら成長、それに合わせて卵自体も大きくなっていくとも。
笠岡市内にはカブトガニの繁殖地や博物館、カブトガニを模ったお菓子も製造販売されておまっせ。