ちょっとDeep台湾 台北市城南エリアを散策しながら歴史探索する1日旅
現在、台北で「城南」と呼ばれているエリアは、1884年に「大稲埕」と「艋舺(萬華)」の間に築城された城郭「台北城」の「小南門」と「南門」の城外のエリア。
19世紀後半の台湾出兵(日本が清国領台湾への軍隊派遣)により、清朝が日本の勢力が台湾に及ぶことを恐れ「台北府」が成立、「台北城」は、その所在地でもあり「台北府城」とも呼ばれていました。
日本統治時代になると「台北城府」は政治の中枢となり、1904年にその城壁のほとんどが撤去され、5か所にあった城門は4つが現存、「北門」以外は当時の姿とは異なるものの中華民国の一級古跡に指定されています。
清朝時代にあまり開拓されていなかった「城南エリア」は、日本統治時代になると建設が始まり、いろいろな方面で発展し重要な場所になります。
そんな「台北城南エリア」は、まだ、観光スポットしてあまり紹介されていませんが、今回はここに残る建築を中心に歴史探索する散策1日旅をご紹介いたします。
MRT駅から徒歩圏内のスポットですので、見てみたいところをチョイスして散策してみて下さいね。