ちょっとDeep台湾 台湾鉄道海岸線・木造の駅舎も残る路線を途中下車しながらのんびり旅 苗栗編
台湾は島国で大きさは九州より少し小さく、その島内を鉄道路線がぐるっと一周していて、小さな島国でも中部には山岳森林地域もあり、海や山の風光明媚な景色を見ながら、魅力ある鉄道旅ができる所です。
本線の「台湾鉄道縦貫線」は、北は「竹南駅」から中部台湾の「彰化駅」まで、「台中線(山線)」と「海岸線(海線)」に分かれている区間があり、台湾鉄道旅の魅力を知っていただきたく、今回は、「台湾鉄道縦貫線海岸線」の「苗栗編」をご紹介いたします。
台湾鉄道建設は、清時代及び日本統治時代に始まり、今回ご紹介の「海岸線」は、鉄道建設計画当初、内陸と沿岸のルートを比較、台中を通過する内陸ルート(山線)の運輸需要量や有事の際に艦砲射撃を回避出来るということから「山線」が建設されましたが、輸送量を増強するために1920年に新たに造られた路線。
鉄道の旅は、車窓からの景色だけでなく、途中下車をして駅周辺を探索するのも楽しいですよね!
造られた当時の木造駅舎が残っていたり、台湾を代表する廟や海岸線の景色も見る事ができますよ。
しかし、列車の本数が少ないので時刻表を事前チェックの上、気になる所をのんびりお楽しみください!