徳川家ゆかりの帯解寺・安産祈願に天皇家
まいどまいど!
空海の師である勤操によって開かれた巌渕千坊の一つ帯解寺。
第2代将軍・徳川秀忠の正室・崇源院の安産も祈願に。
江戸幕府第3代将軍・徳川家光に世継ぎがなく、側室の御楽の方が当寺にて祈願、竹千代丸(4代将軍・徳川家綱)を安産。
以来、安産・子授け祈願の寺として信仰を集めた。
20世紀以降、美智子皇后、雅子皇太子妃、三笠宮、高円宮、秋篠宮などの皇族も安産祈願に訪れたという。
また付近の龍象寺は龍にまつわる伝説が色濃く残る。
一人の旅人が訪れて龍を退治すると言い、広大寺池の中央に矢を放った。
龍は天に昇って死んだが、生き返ってその後は仏様に仕え善い龍になったという。
夜な夜な天井の龍が絵から抜け出し、表の広大寺池で遊んで朝帰り、その折に髭から雫を落としたとも。