ちょっとDeep台湾 山間の自然に囲まれた客家の里・苗栗の魅力を体験するドライブ2日旅
台湾には古くから先住民が生活をしていましたが、地理的に中国福建省に近いため17世紀後半より福建から台湾に定住した「閩南(福建)人」が多く、現在の台湾の文化、風習はその「福建」の影響を大きく受けています。
他にも広東から渡ってきた「客家人」もおり、その「客家」には特有の文化があり、「桃竹苗(桃園、新竹、苗栗)地域」で多くその文化を見ることができます。
近年、台湾政府はその「客家文化」を海外の人にも知っていただきたいと、「桃竹苗と台中」一帯の「台三線(台湾の西側山間部を走る台北から屏東までの台湾省道)」付近を、新しい観光ブランド「浪漫台三線・客家ロマンチック街道」として整備しました。
また、「苗栗」は台湾を代表する木彫の街である他、「農業体験ファーム」もたくさんある所で、春は「5月雪」と呼ばれる「油桐花」の名勝でもあり、いろいろな文化や自然にふれることができる魅力いっぱいの所なのです。
今回は、そんな「客家の里」の1つである「苗栗」の南部をドライブしながら巡る2日旅をご紹介いたします。