ちょっとDeep台湾 北部台湾・採金で繁栄した九份と金瓜石、水湳洞をめぐる、台北から日帰りで行く旅
新北市瑞芳区という所には「水金九」と呼ばれているエリアがあり、それは「水湳洞」、「金瓜石」、「九份」の3つの街の総称。
この3か所の頭文字を合わせこのエリアは「水金九」と呼ばれていますが、この言葉は台湾語の「美很久(美しさが長く続いていく)」と発音が似ており、その歴史ある街の姿を形容しています。
「水金九」は日本統治時代に金の採掘事業によって大変繁栄したエリアで、閉山した後もそれぞれの異なった雰囲気を留めるところ。
海に面し、鉱脈から注ぎこむ雨水で化学反応が起き二色の海面が見れる「水湳洞」、坑道などの産業跡のエリア
が博物館となり、静寂な集落も残る「金瓜石」、以前は「リトル上海」と呼ばれるほどの繁華街で、現在も北部台湾の代表的な観光地となっている「九份」と魅力がいっぱい。
今回は、そんな「水金九」の文化と歴史に触れながら、じっくり回る旅のご紹介です。
台北からドライブするのもよし、最寄り駅「瑞芳車站(駅)」よりタクシーをチャーターして巡るもよし、気軽に出来る日帰り旅をお楽しみくださいね。