京都で散策する長州藩の足跡
まいどまいど! 京都では今も薩摩藩や長州藩などの歴史が語り継がれ、中京区を走る京都市交通局の京都市役所前付近では京都市役所があり京都の中心部である一方、目の前にそびえたつホテルには桂小五郎(木戸孝允)、長州藩屋敷址などの石碑が立ち並び、歴史ファンを魅了する。 またその跡地はかつて常磐ホテルであったといい、ホテルオークラの前身にあたるとか。 京都市街地を南北に流れる高瀬川は道行く観光客に癒しを与え、景色の一部の中に溶け込んではりまんな。 ただし、この高瀬川も実は人の手によって開削され、今もその偉業が語り継がれてまんねん。 名を角倉了以。 当時は京都の豪商として知られ、高瀬川以外にも富士川、天竜川、庄内川など、開削に携わった人物でんな。 そんな角倉氏の邸宅の一部であった別宅が残り、レストランとして営業してまんねん。 その近くには京都を代表する企業・島津製作所の本社ビルもおまっせ。 本社ビルの一部では創業当時のままの姿を保存している社屋がおまして、見学することもできまんねん。 京都の下町もおもろい。 皆さんもぶらぶら歩ていてみまへんか。
善導寺
山号は終南山。 院号は真光明院。 宗派は知恩院派浄土宗。 本尊は阿弥陀如来像。 善導寺型燈籠、石造仏が有名。 筑後国・善導寺の憎・然誉清善(源蓮社清善)が、六角堂南付近に草庵を建てたことに始まる。 長谷川重兵衛の寄進により遷座するも江戸時代の天明の大火により焼失。 1817年、再建。 江戸時代の画家・鶴沢探山、鶴沢探鯨、江戸時代の俳人・西村定雅らの菩提寺。
法雲寺(法興院跡)
山号は日照山。 宗派は浄土宗西山深草派。 本山は誓願寺。 1591年、豊臣秀吉の母、大政所が帰依する長翁玉春上人によって開基。 1983年、現在地に遷座。 縁切りで有名な菊野大明神が祀られている。 十一面観音菩薩石像は高さ約10mで一刀彫りの石像としては日本一の高さを誇る。 また当地は、長州藩を倒幕させ、明治維新の頃に活躍した「久坂玄瑞 吉田稔麿 等寓居跡」、土佐藩出身で長州藩とも縁の深かった「此南 池田屋事件 望月亀弥太終焉伝承地」、「此南西 吉田稔麿所縁 塩屋兵助宅跡伝承地」。
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