木の俣の神を祀る御井神社
“ヤガミ姫は前の約束通りに婚姻なさいました。そのヤガミ姫を連れておいでになりましたけれども、お妃のスセリ姫を恐れて生んだ子を木の俣にさし挾んでお歸りになりました。ですからその子の名を木の俣の神と申します。またの名は御井の神とも申します。”
抜粋: 古事記 現代語譯古事記
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳
因幡のヤガミヒメがオオクニヌシに会うためにこの地に来た時に急に産気付きここで出産したとの事。その御子を木俣にかけてそのまま因幡に帰ってしまった。この神社にはこの子キマタノカミが産湯を使ったという3つの井戸がある。