金融の中心地・北浜
まいどまいど!
東京の兜町に並ぶ金融の中心地っちゅうたら、大阪の北浜でんがな。
ここには、五代友厚はんゆかりの大阪証券取引所がおまして、なおかつ、レトロでモダニズム建築でも注目を集めてはりまんな。
ここ北浜はかつて、北の濱と呼ばれ、天下の台所として江戸時代から、えらい繁盛していたらしいでんな。
特にこの界隈は土佐堀川に面し、多くの舟が行き交うて、ぎょうさんの蔵屋敷や家屋が建ち並んでましたんや。
ほんで、やがて、内北浜通と北浜通が完成し、高麗橋などから金相場会所、俵物会所、銅座、各種問屋、両替屋などが移転して立ち並び、経済・金融取引の街へと発展していったんやね。
また、日本のお金1万円札にも描かれている福沢諭吉はんのゆかりの地でもあるため、福沢諭吉が通っていたという緒方洪庵先生の学校は当時のままの姿で史料館として保存され、見学することもできまんねん。
その他、京都府発祥の企業として知られる住友財閥も北浜に本社・本店が集中させたことから、現在でも北浜から今橋(高麗橋)にかけての一角を住友村とも呼んでまんねん。
大阪のキタ・ミナミに並ぶ繁華街北浜のおもろいとこを発掘していきまひょ!