田植えどきの間食として昔から身近な「麦代餅」。粒餡は昔ながらのおくどさん(かまど)で上木(くぬぎの割り木)を燃やしてじっくり炊き上げた逸品です。かつては、1回分の間食が麦代餅2個で、これを農作業の各田畑まで直接届けし、農繁期も終わった半夏生の頃、その代金としてあらためて麦を頂戴しにあがったのだとか。麦代餅2個につき約5合の割。この、麦と麦代餅の物々交換の名残から「麦代餅」の名が生まれたそうです。中村軒では、昔も今も最高の原料を使用し、同じ製法を守り、販売しています。(当日中の商品につき発送不可。)
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