
別府駅→竹瓦温泉。路地裏を体感する「つまみ食い」まち歩き
大分別府駅→竹瓦温泉。路地裏を体感する「つまみ食い」まち歩き
別府駅周辺には、日本一の広さと言われる路地裏が広がり、この路地裏はつまみ食い天国だったりもします。 別府駅からおんせん県の象徴「竹瓦温泉」まで、2~3時間で別府の日本一の路地裏の風情と食を満喫。 温泉地だから昼間からビールを飲みながらでも平気!←ここ大事w 夕方16時位までに別府駅を出発することをおすすめ。 このコースは、毎月第2土曜日に定期開催の「ロジうまウォーク」や、JICAなどの海外からの視察ルートをベースに作ってみました。ロジうまウォークも私がガイドしてますので、良かったら来てね。 (ロジうまツアー http://walk.beppu-navi.jp/walk/post-17.html)
スタートはここから
油屋熊八像と写真を撮って
天国から熊八さんが降り立ったポーズで、まずは記念写真!
初混浴体験(?)
…の手湯に浸かって…。肌がサラサラします!ここの源泉はラクテンチ(遊園地)の源泉と別府駅の源泉のブレンドだそうです。
スタートからアルコールが必要なあなたは…
駅のファミリーマートで確保をおすすめ!
ガラスケースの中の惣菜の種類とボリュームに圧巻の野田商店。
野田商店といえば巻きずし(380円)
具たくさんの巻きずしは大人気。かんぴょうがうまい!2時過ぎると売り切れていることも多いので、欲しいなら早めに!
別府駅の高架下、べっぷ駅市場にある天野おかず店。コロッケ50円が絶品。お腹に余裕があれば、押し寿司もうまい。
天野秀一さん
気さくなお兄さん(?)が出迎えてくれるよ。
知る人ぞ知る干物屋さん。ご主人自作のPOPが最高!新鮮でうまうまの季節の魚の干物が安い。自宅へ宅配便で送っちゃう旅行客も多いよ。
新鮮で激旨な魚の干物は自分へのおみやげにも最高
私も通りかかると、何か買ってしまう…で、その晩に干物を炙って日本酒と一緒に頂くのが幸せなのです。。。
別府でお酒を買うなら小谷商店。
圧巻の日本酒セラー
地酒や地焼酎も豊富だし、店奥のセラーの中には県内外の日本酒もたくさん。特に生系の日本酒が種類も多くておすすめ。
クルマでは行けない…w
タイミングが良ければ角打ちの雰囲気で試飲もさせてくれます。
珍しい牡蠣専門店。シーズンオフはうなぎがメインになる。エビや白身魚の天ぷらなど、さっくり軽く揚がった、揚げ物がうまい。11月中旬以降から2月まではカキフライがおすすめ!
店の前のテーブルでイートイン出来ます。
共有テーブルなので、譲り合って使ってくださいね。
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別府観光の父のひとり、油屋熊八がはじめた亀の井ホテルの跡。
油屋熊八
油屋熊八さんは、日本初の女性バスガイドの定期観光バスを走らせた方。美少女ガイドの観光バスは、ものすごい人気だったとか。
吉田初三郎
大正の広重と云われた鳥瞰図絵師の代表作である別府の鳥瞰図が玄関にある。昔の地獄の場所や大阪への日本初定期航空便のあった水上飛行場、路面電車など、栄えつつあった別府を感じることができます。
アルコールの追加はここで。ここから先、欲しくなるはず(笑)
九州限定 別府冷麺団監修「別府冷麺」
夏場は、別府冷麺団監修の別府冷麺が九州のLAWSONで限定発売。和風の朝鮮冷麺という、別府ならではの食文化である「別府冷麺」。別府冷麺を広めるまちづくり秘密結社「別府冷麺団」の監修でお手軽に別府冷麺を楽しむことが出来ます。
食べたい魚を焼き魚にもしてくれる魚屋さん。にぎり寿司もおすすめ。
近所の子どもたちの定番おやつ、上田精肉店のモモからあげ。いつもアツアツ。なければその場で揚げてくれる。揚げている間、向かいのお惣菜屋さんを物色するのも楽しい。
ももからあげ250円
デカイ、安い!ビール必須(笑)
オイシイ!
海外からのお客様も大満足
別府の石垣は通称「別府石」という石を使ったものが多いのですが、この湯狩荘はいろいろな形の石がはめ込まれ、楽しませてくれます。
幸せになるハート石
このハートの石を見つけると、幸せになるらしいですよ~。
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路地に突然現れる教会。昭和26年に、欧米のみなさんの寄付で建てられた教会です。教会か隣の幼稚園に一言声をかければ、入れさせていただけることが多いです。
大分県で最古のパイプオルガンも
後ろを振り返ると見える、建てた当初からの丸いステンドグラスも必見。
別府の電報電話局として建築されたタイル張りの建築。現在は児童館として活用されています。設計は逓信省の営繕部にいた吉田鉄郎。東京中央郵便局や大阪中央郵便局の設計者としても有名です。吉田鉄郎の建築は、兵庫以西ではこの別府の児童館と別府市中央公民館の2つしか残されておらず、貴重な建築です。
丸窓がかわいい
吉田鉄郎さんと言えば、この丸窓。その他にもかわいい意匠がいたるところに使われています。この建物の屋上は、以前、モスバーガーのCMのロケにも使われました。
別府の老舗のお味噌屋さん。ここのお味噌を愛用するホテル旅館、割烹店も多い。量り売りしてくれます。
絶品の長寿もろみ
長寿もろみは「もろきゅう」にすると最高!
言わずと知れた、大分県最古のパン屋。大正時代からの看板建築にも萌えます。昔ながらの天然酵母のパンは県外から買い求めていらっしゃる方も多し(なので並んでいる日も多い)。平日は予約もできます。
まずは整理券を取る
友永パンは、店員に欲しいパンをお願いして取ってもらうスタイル。なので、まずは銀行のように、入口入って右にある整理券を取ります。(銀行と違いアナログです)
ショーケースのパンたち
何を頼むのかメチャ悩むのです。
一番人気はやっぱり
このアンパン。こしあんと小倉あん(つぶあん)があります。個人的には小倉が好き。
別府の和菓子店の老舗、不老軒。個人的には別府で一番好きな和菓子屋さん。
女将さんがいると…
いろいろ試食させてくれたりもする
不老軒といえば、かるかん
初代が鹿児島で和菓子の修行をされたということで、かるかんが名物。今でも手で練っているので、独特の触感がやみつきなのです。鹿児島で買うより別府で買う方が…(以下自己規制w)
おはぎも…
とある大物歌手が、必ずマネージャーに買いに走らせる(どんだけやねんw)というおはぎ。
大分の家庭のおやつ「石垣餅」
家庭の定番おやつ「石垣餅」をお菓子屋さんで初めて作ったのも、不老軒さん。トキハ本店の地下で爆発的に売れて、その後、県下の和菓子屋さんがこぞって石垣餅を定番に加えたのだとか。
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アルコールの補給基地におすすめ。コンビニなのに、テーブルワインがうまい。密かにここのワインのファン多し。
別府の賑わいの中心、流川通りにある老舗お菓子屋さん
ゆずまん
甘さ控えめのゆずのお菓子「ゆずまん」が定番
ゆずねり、ゆずようかん
など、ゆず商品はどれも上品で美味いのです。
運が良ければ
別府名物ザボン漬けも売ってます(店先で干してます)。塩月堂のザボン漬けは、ジューシー。砂糖にまみれた硬いものとは、全然違うんです。赤ワインに漬け込んだものも、これまた味が深くて美味しい(重たい赤ワインのアテにもオススメだったりする)
ゆずのシーズンには
店内にゆずのいい香りが立ち込めてます。
まち歩きの締めは、やっぱり竹瓦温泉でさっぱり!
湯上がりはカフェで
竹瓦温泉の湯上がりは、温泉の目の前にあるカフェ「タケヤ」がオススメ。ビールもいいし、小腹が減ったら名物カレーパンも。
天気のいい日は
タケヤのオープンテラスの席がおすすめ。私も時々ここで、観光客と竹瓦温泉を眺めながら仕事してます。