緑の芝生を吹き抜ける蒼い風に包まれて…晴天の東京競馬場で過ごす爽やかな週末
東京緑の芝生を吹き抜ける蒼い風に包まれて…晴天の東京競馬場で過ごす爽やかな週末
5月31日は「ダービーデー」。 東京都府中市にある日本最大の競馬場、JRA東京競馬場で競馬の祭典「日本ダービー」が開催されます。 この日は毎年20万人近い観客が押し寄せ、この巨大なスタンドが観客でギッチリと埋め尽くされます。 でもそれ以外の大したレースもない土日、特に土曜日は混雑度合もソコソコ。 レストランなど飲食施設も充実してるし、公園や博物館など競馬場以外の施設も。 別に馬券を買わなくても1日中楽しめること請け合いです。 東京競馬場の春季開催は6月一杯まで、まさに今が最適な季節なのです。 広大なターフを吹き抜ける風に包まれながら眺める青空が週末を素敵に彩ってくれることでしょう。 アクセスは京王線府中競馬正門前駅、JR南武線/武蔵野線府中本町駅、そして西武多摩川線是政駅。 京王線とJR線は駅から専用通路が伸びているので直接スタンドに歩いて入れます。 通常は入場料200円(15歳以上)が必要ですが、タービー前日の30日は無料で開放されます。 「一度試しに行ってみようかな?」という方は、この機会をお見逃しなく。
東京競馬場には「フジビュースタンド(手前)」と「メモリアルスタンド(奥)」の2つのスタンドがあります。 スタンド内は鉄火場なので、そうした雰囲気が苦手な向きは近寄らないほうが無難かも。
パドック
とはいえ、やはり競馬場に来たからにはサラブレッドの美しい姿ぐらいは見ておきたいもの。 ここパドックは出走前の馬の状態をチェックするための下見場。 レース前の競走馬の姿を間近で拝むことができます。 もちろんここで馬を見たからといって、必ず馬券を買わなきゃいけない…ということはありません。
ホースプレビュー
パドックと本馬場(レースをするところ)は地下道で結ばれています。 そこはガラス張りになっていて、レースを終えて引き上げてきた騎手や馬を間近で見ることができます。 悲喜こもごもの人間ドラマが垣間見られる施設ですよ。
日本庭園
パドックの裏手に、なぜか日本庭園が設えられています。 レース中は人影も少なく、静かな憩いの場所。 売店で食べ物でも買ってきて、ここでノンビリ過ごすのもいいのでは?
メモリアルスタンドの更に奥、逆に東門から入ると目の前にある公園エリア。 競馬開催日はもちろん、それ以外の平日でも原則水~金曜日はオープンしてます。 競馬開催日は入場料200円が必要ですが、平日は無料です。 開放時間は競馬開催日が開門から午後4時半まで、平日は午後10時から午後4時までです。
サラブレッドたちが競争するコースの内側にも、公園やファストフード店など家族で楽しめる施設が一杯あります。 というかスタンドから距離があるので鉄火場の雰囲気が薄く、ファミリーで遊ぶのならこちらのほうがオススメ。 フジビュースタンドとメモリアルスタンドの間付近、西門、南門の3か所に地下道の出入口があり、そこから中へ入れます。
フアフア ターフィー
JRAのゆるキャラといえばターフィー。 その中でフアフアと遊べるエア遊戯施設です。 ただし遊べるのは小学6年生まで。 もちろん利用料は無料です。
ミニ新幹線
なぜか本物ソックリ(?)のミニ新幹線が馬場内を一周してます。 こちらは大人でもOKで、混雑時は順番待ちになることもあるそうな。 もちろん利用料は無料です。
馬車(ホースリンク)
ある意味「幻のアトラクション」です。 というのも営業しているのが競馬開催日の午前11時半から午後12時半まで。 しかも先着200人限定という狭き門。 でも馬車に乗る機会なんで、そうそうありませんから、早起きする価値あるかも? 利用料は無料、もちろん大人でもOKですよ。
東門を入ってすぐ左、日吉が丘公園と道を挟んだ反対側にあります。 競馬の博物館だからといって賭博的な要素はありません(当たり前か)。 サラブレッドの習性や特徴、人間と馬との関わり、競馬の仕組み、世界の競馬史、ダービーなどの名勝負史、過去の名馬や名騎手たちの顕彰碑など、競馬に関するありとあらゆるものが展示されています。 ここも日吉が丘公園と同様、競馬開催日以外の平日でも原則水~金曜日はオープンしてます。 競馬開催日は入場料200円が必要ですが平日は無料。 開館時間は午後10時、閉館は競馬開催日が午後5時、平日は午後4時です。
東京競馬場の近くにある都下最大の神社です。 武蔵国の総社で、参道の欅並木は圧巻の一言。 京王線府中競馬正門前駅を使わず、大国魂神社の境内を経由して京王線府中駅へ向かうルートも素敵な散歩道です。 ここでお参りしてから競馬場へ向かえば、馬券が当たる…かどうかは定かではありません。
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